大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

彼岸花三色

2020年09月30日 | 植物
27日、司馬遼太郎記念館の庭で白色と黄色の彼岸花が咲いていました。
その後、唐招提寺へ行く途中で赤い彼岸花が咲いており、一日で三色の彼岸花を見ることができました。

彼岸花といえば毎年彼岸の頃になると咲き出し赤色と思っていましたが、最近は園芸品種が増えカラフルになり、ピンクやオレンジ色もあります。

彼岸花の別名
曼珠沙華・死人花・地獄花・幽霊花・剃刀花・狐花・捨子花・毒花・痺れ花・天蓋花・狐の松明・狐花・葉見ず花見ず・雷花。
曼殊沙華は、梵語で赤い花の意味で法華経の中にある言葉。
球根に毒があり墓場で咲くことから不吉な印象の名前が多いですが、別名が多いということは、それだけ生活に密着して親しまれてきたということでしょう。

花言葉
白色・・思うはあなた一人、また会う日を楽しみに
赤色・・情熱、独立、再会、あきらめ、悲しい思い出、思うはあなた一人、また会う日を楽しみに
黄色・・追想、深い思いやりの心、悲しい思い出
赤色の情熱・独立以外は別れを連想させるものが多いのも、彼岸花の別名と共通しているようです。

しかし、真っ青な秋空の下、田んぼのあぜ道で群がって咲く彼岸花は、豪華で美しく秋の始まりを告げる風物詩として、なくてはないものとなっています。
また、花の形を見ますと自然の造形美の不思議さも感じますし、飢饉のときには毒のある球根を砕いて水によくさらして食した人間の知恵の偉大さにも感心させられます。
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唐招提寺と萩

2020年09月28日 | 史跡
昨日司馬遼太郎記念館での活動後、相棒と待ち合わせて世界遺産の唐招提寺へ。
近鉄西ノ京駅から徒歩10分程度、秋空に時々強い日差しもありましたが、涼しい風も吹き渡り気持ちの良いウオーキングです。

唐招提寺南門から金堂(写真上左)への通りの両側には萩の紅紫色の花が出迎えてくれます。
奈良時代建造の金堂内陣には、廬舎那仏座像・薬師如来立像・十一面千手観世音菩薩立像(いずれも乾漆造・国宝)と脇侍仏梵天・帝釈天立像(何れも木造・国宝)及び須弥壇四隅には四天王立像(何れも木造・国宝)が諸尊を守護されており、創建以来の天平金堂と内陣の九尊が織りなす曼荼羅世界は、さすが難航海の末、六度目に渡日された鑑真大和上が戒律の専修道場として創建された唐招提寺です。

境内には、講堂・鼓楼(何れも国宝・写真上左)・宝蔵・経蔵(何れも国宝で経蔵は日本最古の校倉造・写真上右)や礼堂・東室(何れも重文・写真下左)等貴重な建造物が配されています。

日曜日でしたので参拝客もそこそこおられ三蜜に注意しながら、境内のあちこちで咲く赤色や白色の萩を鑑賞でき相棒ともども大満足できました。
もうクーラーのお世話になることもなく過ごせる大変気持ちの良い季節になってきました。と言っているうち寒い冬はすぐそこです、新型コロナに加えてインフルエンザに対する備えも怠りなく過ごさなければなりません。
皆さんお互い気を付けましょう。
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大阪マスク

2020年09月25日 | 風景
先日の産経新聞紙上に「大阪マスク」の広告が掲載され、箱には吉村知事の顔が印刷されていました。
読んでみますと、販売代金の一部を寄付するとのこと。

大阪マスク・
大阪観光局賛助会員株式会社トータルベネフィット大阪支社は、大阪府下の工場で製造された「大阪製・個別包装・不織布マスク」を大阪の街を救う「大阪マスク」と命名し、大阪マスクプロジェクトを立ち上げた。

寄付金・・販売価格の10%を寄付
寄付先・・「大阪府・新型コロナウイルス助け合い基金」(寄付先は今後追加あり)

現状の寄付金額累計は917千円と少額ですが、この企画が他の商品にも浸透し拡がることを期待して購入しました。
個別包装されていますので持ち運びに便利と、相棒には好評でした。
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安政地震津波碑

2020年09月22日 | 四天王寺
秋の彼岸、昨日相棒とともに四天王寺へお参り。
葬祭塔へのお参りを済ませて六時堂へ。
新型コロナの影響で六時堂内での法要は中止、お堂前にて受付後堂内にて供養し亀の池にて経木も流して頂ける、とのこと。

六時堂の北側に「安政地震津波碑」があります。

安政地震津波碑
安政元年(1854年)11月4日、5日の両日に相次いで発生した安政東海地震と同南海地震による犠牲者を供養し津波災害の状況を後世に伝えて警告するため、町民一同によってその翌年秋、四天王寺に石碑が建立された。

大阪を襲った大災害の記録として重要な意味を持つこの石碑は、元は四天王寺敷地内の元三大師堂前の池端に独立して建てられていたが、現在この石碑は無縁墓の最上段に置かれている。


毎月21日は、弘法大師の縁日で境内には多くの屋台が出ており、さすがにお彼岸で多くの参詣客でにぎわっていました。
お土産に大福を求めて帰宅、暑さ寒さも彼岸までの言葉通り大変しのぎやすくなっており相棒とともに往復ウオーキング。
相棒の歩数計は10272歩、久しぶりのウオーキングにご満悦の様子。

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ノボタン

2020年09月14日 | 植物
昨日、司馬遼太郎記念館からの帰り道、ノボタンの濃い紫の花に出会いました。
浦和にいたとき庭で咲かせていて、毎年夏の終わりごろの暑さが収まってきたころに、この花が咲いていました。

記念館玄関の温度計は25度、先日のゴルフ場では赤とんぼが飛んでいたり、今朝の週間天気予報の最高気温予想も31度以下で連日の猛暑日からはやっと脱却できそうです。

ノボタン
ノボタン科。中央~南アメリカ・東南アジアなど原産。
 
秋から初冬にかけて赤から濃い紫の大きめな花を咲かせ、花つきがよく次々と咲いてくれるのでとても目立つ。
葉はよく目立つ葉脈が入り、花に比べると比較的小さめで細長い、株は茎が木質化して大きくなりますが、剪定して小さめのサイズを保つこともできる。

丈夫で日当たりのよい場所を好み、少し耐寒性に心配がある。
コメント (2)
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