島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

鞍馬街道19.

2024-03-20 | 京都へ、京都から

 この地図はもう京都市電は無くなって、京都市営地下鉄烏丸線は北山まで開通してますが、東西線はまだ出来ていない、1990年代始めの頃の実際私が使っていた物です。

 今回は鞍馬口通りから北に直角に曲がって青線を大徳寺まで進みました。

 前回は玄武神社に寄りましたが、青線のように直角に曲がって北上するのか、玄武神社に寄る道の方が正しい西街道なのか判りません。

まあ写真の左から右に旧大宮通りを北上してると、左手に曲がる道に船岡山に至る建勲神社(ケンクンジンジャ)の大きな石柱が有りました。

建勲神社は正式には「たけいさお神社」と読むそうですが、信長公を祀る明治以降に出来た神社ですので、それまでに鞍馬街道を歩いた人は知らない神社です。

 私もここは昔殺人事件があった場所との記憶があるので、寄り道せずに進みました。

 旧大宮通りと北大路が交差する手前に雲林院(ウンリンイン)と言う小さな寺がありました。

元々はこの辺一帯を占める大きな寺であり、鎌倉時代にはその敷地内に大徳寺が建てられていますので、今は主客転倒になった状態です。

今年は脚光を浴びるであろう「源氏物語」の舞台にもなってる寺なので、前回の紫式部墓所と併せて、ここも新観光名所になるかもしれません。

 旧大宮通りと北大路の交差点、大徳寺前です。

左の木々の中に大徳寺が有りますが、ここから地図には旧大宮通りに大徳寺通りの名前が付いていました。

 

 旧大宮通り(大徳寺通り)を大徳寺に沿って北に進むと、大徳寺駐車場の前に精進鉄鉢料理の「泉仙」紫野店が有りました。

本店は仕出し専門ですので、家で法事などがある時はだいたいこの店の料理が並びました。

朱塗りの鉄鉢に入ってる精進料理は、子供の私が喜ぶ料理ではなかったですが、今となれば懐かしいです。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敦賀まで

2024-03-17 | ノンジャンル

 昨日2024年3月16日(土)に、北陸新幹線が敦賀まで延伸開業しました。

ぼんやり写ってる老夫婦も、敦賀までドライブできるまでに回復して、新幹線延伸開業より一日早く敦賀まで行ってきました。

 と言っても、敦賀市内は通過しただけ。

半年ぶりの敦賀ですが、づっと工事中を見てきた敦賀駅も完成してるようで、カーブを曲がりながら車窓から何とか撮った写真に、わずかに写ってました。

 実際の目的地は小浜の三方五湖。

この日はすっかり春でした。

 見たかったのは三方五湖周囲の梅林、でももう終わってるのですかね、花はあまりありませんでした。

 真の目的はこの鰻です。

三方五湖周囲は鰻が有名で店も多いですが、以前道の駅の職員に勧められた単なる食堂のようなこの店、気に入ってリピーターになってます。

味が甘めなのが私の気に入ったのか、肝が沢山付いているのが嬉しかったのか、値段もこの鰻にしては安いのが決め手ですかね。

 いつものように刺身の盛り合わせも頼んで、これを二人で分けましたが、家内の食欲も旺盛になってきたので、二人で分けて腹一杯と言うほどではなくなってきました。

 したがって帰りの道の駅で、家内はアップルパイのケーキセット、ケーキは冷凍ものだと思いますが、久しぶりに昔懐かしい味のアイスクリームを食べました。

 私はやや薄めのぜんざい、春のような日差しが入ってくるドライブインでした。

200㎞のドライブも、家内は可能になってきたので、また色々日帰りのランチ旅を、新幹線にならって延伸していきます。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スクランブルエッグ

2024-03-15 | ノンジャンル

 と言うことで、人生初のスクランブルエッグに挑戦してみました。

検索で最初に出てきたレシピを読んで、思い出しながら、油をひいて・フライパンを温めて・塩コショウした卵2個を手早くかき混ぜて・バターがジュウジュウ言う前に上からゆっくり溶き卵を入れて・20秒待ってかき混ぜる、と出来上がりました。

 混ぜると玉子が固まってきた時は、久しぶりの快~感!

でも牛乳を入れ過ぎた感あります、やや白っぽいスクランブルエッグです。

 あまり味が有りません、パンに乗せてケチャップかけてまあまあです。

急にAだったかUだったかMだったかNだったか、LかLLだったかEggかEggsか気になりました。

 Scraⅿbled Eggs でしたが、また次も忘れて迷うでしょうね。

どうも英語のスペルは苦手です、AかUか・Nで終わるかNEで終わるのか、どっちでも取れるように汚くカルテを書く習慣が付いて、日本語も汚くなり、自分でも読めないカルテや日記になってしまいました。

 2回目の挑戦、今回は牛乳少なくして、塩コショウと一緒に洋ガラシを入れてみました。

色は黄色くなりましたが、カラシ入りは不正解ではないですが、正解でもなかったですし、混ぜる時が遅かったのか、ややポロポロ感が有りすぎました。

 まあケチャップは要りませんでした。

いろんな人からゆで玉子より手早くできるなど、スクランブルエッグを推薦されましたが、めんどくさいことはめんどくさいので、私はもう得意のセリフ、

 「スクランブルエッグは極めました」。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆで玉子と冬はそろそろ卒業

2024-03-13 | ノンジャンル

 私の料理に欠かせないし(と言ってもうどんやラーメンやカレーにトッピングするだけですが)、妻のカロリー摂取を補填するためにも必要なゆで玉子、久しぶりに綺麗に殻が剝けました。

 ゆで玉子の殻剝きは、少し固めに茹でて、丁寧に丁寧に剝くのがコツだと分ってきましたが、綺麗に剝けても剝けなくても、食べたら同じと言えばそれまでです。

 ゆで玉子の白から思いついたわけでもないですが、北の方が久しぶりに雪だと言うので、北を目指してドライブ開始。

大原を抜けて、途中峠の辺りから雪景色。

車窓からだけですが、これくらいの雪景色もおつなものです。

 湖西道路に入って、北を目指していたのですが、志賀インターで事故なのか積雪なのか、車は下の道に降ろされましたので、北へ行くのは断念しUターン。

 堅田の平和堂内の喫茶店で、玉子サンドやケーキを食べて終了。

玉子サンドを食べながら、そろそろスクランブルエッグにして卵を食べることにも挑戦してみようと思いました。

 帰りの途中峠も同じようなまま、でも京都に帰ったら雪は有りません。

 2日後、まだ寒いですが良い天気、滋賀県のイオンでもなく平和堂でもないショッピングモールを勧められたので、初めて行ってみました。

モール屋上駐車場から眺めると、前の雪で比良山系は再び少し白くなっていましたが、今週で冬は終わりますかね。 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鞍馬街道18.

2024-03-10 | 京都へ、京都から

 またまた増田潔さんの地図を無断借用して使ってます、すみません。

鞍馬街道は地図下側の赤い丸印の清蔵口から始めて、青線の東街道を17回に分けて進みました。

 今回は赤線で描いた西街道を、二軒茶屋で東街道と合流するまで進むことにします。

西街道は、上賀茂神社に寄りたい人や、京都の西側に住む人にとっては、便利な鞍馬街道になっています。

 堀川通りと鞍馬口通りが交わる所に、元々川であった紫明通りが斜めに合流してくる交差点、この南東部が清蔵口と言われていた所なので、ここから出発です。

 ここに淡交社のビルが有りますが、淡交社は茶道や美術の本などを中心に発行してる、京都の出版社です。

 この堀川通りを少し上がった所に、小野篁(オノノタカムラ)と今を時めく紫式部の墓が並んであります。

思わず見過ごしてしまう、何気ない小野篁卿墓と紫式部墓所の石碑が立つ路地の入口ですが、もうじき立派な立て看板が立つかもしれません。

 小倉百人一首11番参議篁と57番紫式部、100年以上の開きがあると思いますので、何故ここに二人並んで墓が有るのか、まあそれなりの理由を見つけて、それなりの場所に立てたと言うことでしょうね。

 鞍馬街道を少しショートカットすると、私もあまり知らなかった玄武神社(ゲンブ)がありました。

バックがアパートなので、ありがたみには欠けます。

 惟高親王(コレタカ)の剣を祭神とした、京都の北方の守護神でも有ります。

 惟高親王は第55代文徳天皇の第1皇子ですが、母が藤原氏ではなかったので、政権争いから逃れて、いろんな所に隠れながら暮らしていたようで、写真の墓は、以前の天皇陵巡りの際に行った大原手前の山のふもとにありました。

 滋賀県湖東の山奥にも惟高親王陵があるようですが、冬に行って雪道で断念しました。

湖東に逃れていた時に、巻物の形からロクロで木を削る方法を思い付いた惟高親王は、木地師の祖とする伝承もあるようですし、日本国歌「君が代」の歌詞は親王に使えていた木地師の歌からとったとも言われています。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする