島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

黄島1

2012-10-14 | 五島列島
 
 体育の日、少々風が強く波もありましたが、ハイキング日和。
この地図の上のほう奈留島を6時35分の第一便で出発(奈留島のすぐ下が前回行った椛島です)。
一旦地図中央、丁度現在地マークの赤矢印の福江港で乗り継いで、この地図の一番下に書いてある 黄島(オウシマ)に行きました。
   770円+760円=1530円の船旅です。
  (地図クリックして大きくして下さい)
  
 途中赤島に寄ります。
最近は都会から移住してくる人が多く、人口も20人程になったそうです。
停泊はわずかで、釣り人が一人降りただけ、一応記念に片足だけ上陸しておきました。
 ここからは乗客は私一人だけですが、乗組員は4人います。
海が浮「私にとっては、かなりの揺れでした。
   
 8時12分黄島に到着、一周2~3㎞回って一時間ぐらいですが、1日2便の次の便まで7時間半もあるので、一人ゆっくりゆっくり寄り道しながら廻ることにします。
  
 港の石積みの堤防が珍しいそうです、たぶん大河ドラマの「平清盛」で今作っている神戸の港の工事もこんなのでしょうね。
 山の上にチョット見えるのが黄島燈台、港の周りにのみ集落があります。
人口は40人程で、出会った島人に尋ねると、最高齢は93歳、ほぼ50歳以上の人達ばかりのようです。
  
 町のはずれに、広く古く立派な墓地を持つ(長崎名物金ぴか墓はチョットだけ)真言宗延命院があります。
島の規模にしては立派なお寺です、五島八十八ヶ所霊場の第15番札所になっています。
左側は海、山の上は黄島燈台です。
  今回よりカメラは貰い物のオリンパスのデジカメに変わりました。 →続く

    返事
花水木さん:ターシャさんのブログから私のブログが始まり、花水木さんと結びつきましたね。
    そのターシャさんは元気だと思いますが、長崎移住のままです。
さんまさん:まだまだ予告編で引き伸ばすつもりですので、期待せずにお待ち下さい。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈留島百人一首 予告編2

2012-10-11 | 奈留島百人一首
 
 2008年7月にブログ「島の医者になって」に掲載された珠玉の名作
         =奈留島八景
の素晴らしさを憶えておられる読者も、もう少なくなったと思います。
 
 2008年8月から2年以上にも及ぶ超大作シリーズ
         =奈留島121ケ所ゴミ箱霊場観光巡り
は、もうブログ「島の医者になって」そのものだったかも知れず、読者の皆様に感動と言う言葉をプレゼントし、長崎の教会群を世界遺産に登録させようとする運動の原動力になったとも言われて いません。
 
 そして三つ目は、2010年6月からゴミ箱霊場観光巡りと平行して登場し、それほど話題にもあがらずに終わってしまった、
         =奈留島の乗り物= 
シリーズ。
 
 今回自信を持って御贈りする奈留島シリーズ第4弾!
         =奈留島百人一首
     構想2年!    撮影快調!!
  近日 このブログで公開決定!!!
               乞う ご期待   R≠P0

    返事
花水木さん:ビアンコ、ビアンコ、ビアンコと三回叫んでみても、
    良い理由が思いつきませんでした。 ?
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈留島百人一首 予告編1

2012-10-09 | 奈留島百人一首
 
 歳を取るにつれて記憶力の低下著しく、10年程前にはそれを防ぐ為に、歴代天皇125名の暗記に挑戦。
何ヶ月もかかって憶えた為、これを無駄にしてはいけないと、天皇陵巡りを開始していましたが、三分の2ぐらい巡ったところで奈留島に行くことになり、天皇陵巡りは中断となりました。
 それでも、鹿児島の神代三陵巡りや、下関の安徳天皇陵には奈留島から行かしてもらいました。
いずれは昭和天皇まで全ての御陵を巡りたいと思っていますし、天皇陵巡りを、老後のブログのネタにするつもりです。
  
 青野原病院時代には、小倉百人一首を憶えようと、半年以上かかって100首憶えましたが、奈留島に来てから復習しなかった為、又暗唱につまずく所あり、再度完璧に憶えようと苦労しています。
 せっかく憶えた百人一首、カルタ取りをするわけではないので、小倉百人一首を基にして、奈留島百人一首を作ることにします。
  これから始まる「奈留島百人一首
     乞う  ご期待!!

  返事
花水木さん:御中元や御歳暮の季節でもなく、患者さんからでもないのに、
    たくさんの葡萄と、別の人からは高級牛肉が届きました。
    これはもしかして、鷺の力かもしれませんよ!
中ちゃん:鷺は私のたくましい?裸体も洗面脱衣所で見られて、本当に幸せでしたよ?
喜珍さん:第1発見者の鉄則を忘れて、死体を別の場所に移動させたので、安物ミステリーなら犯人第一候補でしょうね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012-10-06 | 奈留島
 
    喜珍さんへの返事で予告した鷺の話ですが、悲しい結果になりました。
 フークと散歩の帰り道、タクシー会社の運転手さんに助けを呼ばれて行ってみると、近くの公園裏の溝に、人間の病人ではなく鷺が一羽動けなくなっていました。
 こんな金網のフェンスを乗り越えるのさえ危なかしくなった老人ですが、何とか乗り越えて、後ろから捕まえてみると、足に釣り針が刺さり糸が絡み付いていました。
  
 糸を外しても飛べそうでないので、このままでは野良猫かカラスの餌食。
病院から大きな段ボールを持ってきて、行きがかり上仕方がないから、官舎に泊めることにしました。
 自分の子供達や友人は泊めていますが、まったくの赤の他人を官舎に泊めるのは、バイクで骨折した若い旅行者・神保悟志さん・ひよどりの雛、以来です。
  
 一瞬驚くフークをなだめて、鷺を洗面所に入れ、病院の栄養科からもらった鯵を小さく切って与えると、朝までには少し食べていました。
 夜の風呂も、朝の髭剃りも、この鷺に見られながらですが、私には慣れたのかじっと動きませんでした。
  
 夜中はフークと扉一枚隔てただけで寝てもらいましたが、フークは無関心を装っていました。
 鷺はそれでもフークの姿を見ると、首を一杯まで伸ばし、羽を起てて威嚇します。
そうするとフークよりかなり高く成ります。
 キミマロズームの闇雲撮りなので、良い写真がなく、判りにくいですが、だんだん可愛く思えてきます。
  
 次の朝、役場の人に引き取ってもらいましたが、やはり飛べないようで、丁度いい具合に、旧奈留小の空になった鶏小屋に保護されていました。
 次の日、役場の人の奥さんからも、「元気に成ってきたので、もしかしたら放せそう」との話も聞き、喜んで昼休みに見に行きましたが、水の溜まった箱の中で死んでいました。
水からだしてあげて、そばの箱の上に寝かせましたが、予想外のことに少し涙目になります。
たった一夜の付き合いでしたが、「鷺の恩返し」も夢見ていたので、少し落ち込みました。

   返事 
花水木さん:花水木さんの突っ込みに力をもらって続けているので、
    もっともっと突っ込んで、自分で笑ってくださいね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椛島2

2012-10-03 | 五島列島
 
   椛島ブラブラ続きです。
 本窯から伊福貴まで、時々海も見える山道を歩きますが、そのほぼ中間点、丁度椛島が一番細くなっている部分で、右を見れば椛島小学校の旧校門が見えますが、高いように見えて、海抜15mしかないです。
  
 左を見れば、新しく出来た小さな変電所がありました。
北の海も、南の海も見えるぐらい、ここで島は細くなっています。
 
 この変電所の向こうに見える南の海、(新しい木のベンチも設置されていました)この沖に辛うじて判りますか、細い棒状の突起物が見えますね。
 これが環境省がやっている、浮体式洋上風力発電実証事業の小規模試験機の風車です。
  椛島に来た目的の一つは、これを見るためです。
  
 液晶画面が真っ黒のキミマロズームを光学10倍一杯にして、やみくもに撮った1枚(海だけのもの多数あり)、全長70mのうち海上に30m・海中に40mで、読んで字の如く3本のチエーンでくくられて浮いています。
 
 伊福貴港の渡船待合室で、一人寂しく雨を眺めながらパンを食べコーラを飲んだ後、小雨の漁港の狭い小路を歩くと、一軒こ店がありました。
そこでお菓子を買って尋ねると、親切にも、これも実証事業の一環として開業したカバカフェに連れて行ってもらい、わざわざ店の人も読んでくれたので、そこで休憩出来ました。
風車のTVを観たり、コーヒとケーキを食べることが出来ました。
予約しておけば食事も出来たようです。
  
 本実験で来年はもう一つ大きな風車が建つ予定なので、その頃見に来て、予約して御飯も食べましょう。
ここのこのちゃぶ台もわざわざ東京から持ってきたようで、公共事業は金使ってますが、まあ原発よりもずっと良いと思います。
 こうして3時間チョットはなんとか暖かく過すことができましたし、壊れたキミマロズームもこうして写ってることは写ってましたし、まあ椛島も良い所です。

   返事
花水木さん:カバカフェの畳の上で横になってTVを観たり眠ったりしたので、
    残念ながら辛い4時間ではなかったです。
和さん:本日はわざわざ寄っていただきありがとうございました。
    文通していた人と逢ったような気分であがってしまい、言いたい事も言えず失礼しました。
     シャイな?私をお許し下さい。
喜珍さん:風で結構笹の葉がやられることを知りました。
     本日は御世話になりました。次回ブログはこの鷺の話にします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする