島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

信州へ2

2020-09-23 | 
 
 今回の隠れた旅の目的は、いつもの天皇陵巡りではありません。
20代の頃に、信州では行きたかったが行けなかった、別所温泉に行くことです。
 上田交通別所線別所温泉駅のホームに飾られていた、今は走ってない丸窓電車(モハ5250)と記念撮影も出来ました。
50年前のもっとスマートな頃に、動いてる電車に乗りたかったし、撮りたかったですが、道々この電車を発見して良かったです。
 
 宿は専用庭付きの二間の部屋で、風呂もすごく近かったので、別所温泉の良い湯に何度も浸かれました。
 ここもGoToTravelのおかげで4割引ほど、GoTo・・様様ですが、今後東京が解除されたら、宿もとりにくくなりそうです。
 
 
 宿から歩いて5分の曹洞宗安楽寺(300円)にも行けました。
雨上がりで、帰りには雨も降ってきて少しは濡れましたが、それがよけい周囲を綺麗にしていました。
 
 4重の塔に見えますが、八角三重塔で国宝です。
鎌倉末期に建立された、わが国最古の禅宗様建築だそうです。
建ってる場所が良いので、余計値打ちがあります。
 
 宿の横にあった天台宗別格本山常楽寺北向観音にもお参りしました。
南向きに建つ長野善光寺は来世の利益を、この北向きの千手千眼観世音菩薩は我々の現世利益を導く霊験があるようで、昔からこの二つを参詣しなければ、片詣りになると言われていたようです。
私は善光寺にはお詣りしたことがあるので、ここでは麻雀と競馬の現世利益を願ってお詣りしました。
 両側に書かれた金色のお経は、この寺と京都曼殊院門跡門主を務めて第256世天台座主まで登りつめた(地方からは今まで二人だけ)、大正生まれのお坊さんと、その兄弟で東京浅草寺の住職の筆によるものです。(この説明は夕食時の仲居さんから聞きました)
 
 新型コロナ対策で柄杓がかたづけられてる所もありますが、ここの手水舎は、温かい温泉水!でした。
 
 境内にある樹齢1200年の桂の大木、川口松太郎がこの温泉に泊まって、境内にある愛染明王堂とこの桂の木にちなんで書いたのが、あの「愛染かつら」だそうです。
 花~も嵐も 踏うみ越~えて の主題歌だけしか知らないですが、医者物メロドラマですよね。

        返事
toitenlabeeさん:今回のコメントのように、
    簡潔に少しトゲを含みながら褒めてくれる。
    その技法で、新しい仕事やベトナム人生徒に接して、
    頑張って下さい。
花水木さん:前回の写真は、高山陣屋周辺です。
       旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る
    なんてことになる前に、遠出しようと頑張ってますが、
    夜の高速運転では、車線が二重に見えだしていますので…。

コメント
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