一昨日当直の深夜に救急搬入された患者さん、心臓ペーシング必要な為に五島中央病院に連絡も、「こちらも救急搬送必要な患者さんなどいて忙しい」と断られ、ドクターヘリを要請して長崎原爆病院に送る準備も、「ドクターヘリは今現在稼働中」と午後に回されました。
私の頼りげな内科治療でも患者さんはまあまあ元気、待ってる間に、「天候悪化で飛んで来れない」とドクターへリから連絡、ジェジェジェ!
明日までなんとか待っても、明日の天気はケセラセラ、外来しながら移送病院と患者家族と相談して、丁度昼に出る長崎直行の九商フェリーで送ることに急遽変更。
あわてて看護婦さんと共に救急車で奈留港に、滑り込みセーフ!
フェリーのパーサーが二等指定の部屋を空けてくれました。
3時間半のフェリー万葉の旅、カルテを書いていると気分悪くなる私、患者さんの横で横になりました。
船からすったもんだの末要請した長崎市の救急車、隊員は親切で患者さんも落ち着いていたので、原爆病院までは同伴せずに、長崎本土の土は5分だけ踏んで元のフェリー万葉に逆戻りです。
そのまま同じ船で福江まで3時間チョット、これに乗らなかったら長崎泊まりです。
さすがに眠ったので、往復ともに海は見ず、見たのは綺麗なこの万葉船内だけ。
この便は空いてもいました。
福江港は夜8時、酸素ボンベと心電図モニターを乗り合いの海上タクシーまで運び入れます。
奈留島まで一人この時間は3千円、写真中央のレーダーを頼りに真っ暗な海を揺れながら30分走ります。
私もこちらに来てからは海の男、フェリーなどの横揺れには対応し切れていませんが、海上タクシーのバンバンするたて揺れには順応しています。
あと数日で定年退職同士の私と師長さん二人の最後のご奉公、付き添い奈留島ー長崎往復船の旅、もうしたくないですが終わってしまえば思い出か?
これでパソコンも荷物の中に入りそうです。
返事
花水木さん:俯瞰ではなく、横からの写真です。
大雪男さん:富江ー福江間は車で20分。
奈留の人も道が良くなって「近くなった・近くなった」と言います。
花水木さん2:痩せていません!
横の娘がきょうびの女の子にしては細くないせいです。
和さん:富江さくら祭があるようです、最初の報告はそれかも?