3月9日(日)少し風があって曇ってもいましたが、家内も入っている読書ボランティア童里夢(ドリーム)主催の五島列島冒険ツアーが有りましたので参加。
総勢40数名が海上タクシーを借り切って椛島一周。
外海は波があって、窓の高さ以上の波を上げてバンバン海上タクシーは走りますが、以外と酔わずに済みました。
奈留島が翼を広げたラドンの形なら、椛島はそれを背後5㎞ぐらいから狙うモスラの様な形、蝶形の人口 150人ぐらいの島です。
先ずは椛島沖に建った浮体式洋上風力発電の風車の横まで、海上タクシーを着けます。
今回はその横に、以前の小型実証機を利用したような観測塔も浮いていました。
ここまでは来た事がありますが、ここから先は私にとっては未知の海です。
椛島を左回りに廻ります、湾に入って波も穏やか、瀬渡し船で岩場まで釣りに来ている酔狂な人が沢山います。
丁度奈留島から見ると裏側にあたる、蝶の右の羽の後縁にある 為石の湾洞(タメシンワンド)、湾洞とは小さな入江の意味で、有名なイタリアの青の洞窟と同じ海蝕洞です。
この奥ずっと入って行くと、椛島の手前にある無人島のツブラ島の池につながっていると言う伝説も有るそうです。
続いて鷹ノ巣崎燈台と断崖、ゆっくり進む海上タクシーの前方デッキに陣取っていられるぐらい波は穏やかです。
垂直の断崖から湧き水が垂れて、崖が黒く光っています、真冬には氷のツララになるそうです。
その奥に見える天に至る細長い階段、見えますか?!
鷹ん巣がんぎ です。
「がんぎ(雁木)」って、雪国に有るアーケード様のひさしですが、他にも「がんぎ」は船着場にある海に入っていく階段や城の土塁に内側から登る石段もそう言うそうで、ここではその意味なら納得です。
見れば見るほど人工の階段と思うような、自然が作った造形ですが、やっぱりここも弘法大師が登っています。
ここがもっと行き易い場所にあったら、すごい観光地になったはずです、海上タクシーに揺られていく価値は十二分にありました。
そのまま椛島を一周して久賀島の旧五輪教会に行きました。
ここではHISAGASIMAさんのご主人が、わざわざ説明にボランティアで来てくれていました。
ここのキリスト教墓地は、旧五輪教会に負けないぐらい、いつ来ても良い所ですし、残った2軒の家の人がいつも綺麗に聡怺ヌ理されていて気持ちもいいです。
教会の前で弁当を食べ、奈留島に帰りました。
半日でしたが、なかなか値打ちの有るツアーで、帰ってからも地面が少し揺れていますので、競馬は入ったのに損でした。
返事
花水木さん:水イカ・アラカブ・クロは防波堤から釣れたと言ってあげられる、
上等品のようです。
大雪男さん:花水木さんのコメントが入りだして、私のブログも続くようになったので、
花水木家のある沼津に足を向けては寝ていません。