島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首90

2014-03-14 | 奈留島百人一首
 
 90. 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも
            ぬれにぞぬれし 色はかわらず

                    殷富門院大輔(インブモンインノタイフ)(平安時代末期)
 「見せたいものですよ、雄島の漁師の海水で濡れた袖でも色が変わらないのに、あなたに恋焦がれて流す涙で、色の変わるはずのない私の袖の色まで、こんなに変わってしまったのを。」
 大輔が仕えた殷富門院は、第77代後白河天皇の第1皇女ですので、一つ前の89番式子内親王の姉になります。
 
 90. 見せばやな 長崎の墓の 豪華さも
            書けにぞ金に 色はかがやく

                      見せばやな・の・の・も・にぞ・色はか  14字 同じ
 長崎県の墓は皆が皆立派です、もちろん奈留島の墓も立派です。
奈留島にある町営墓地も1区画は大きく、各地区や住人のすぐ近くにも墓地があって、この墓なんかは私の京都の家より遙かに大きい敷地だと思います。
お盆には、この前で皆が集まって花火をし、ビールを飲んで、小宴会様の墓参りが行なわれます。
 
 キリシタンの墓も立派です。
仏教の墓と同じく、墓石の字は全て金文字です。
 ここに飾る花が又極彩色の造花なので、京都のわびさび文化で育った?私には、少々違和感がありますが、墓には金を惜しまず、ご先祖様を大切にするのは宗派を問わず長崎県人のよき気質のようです。
 
 お盆には、この写真のように迎え提灯も墓地中にあふれます。
この提灯のろうそくの火が消えるまで、墓地で宴会《供養》をして帰るそうです。

    返事
花水木さん:YOUTUBEの動画に、途中まで登っている像がありました。
    ほんまに人が作った階段に見えます。
大雪男さん:このブログで有名になりすぎると?禁止になりそうですので、
    登るなら今のうち、少しの危険で登れそうです。
moonさん:皆さん、moonさんのブログ、2013年10月を開けると、
    もっと綺麗な椛島が出てきますよ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする