西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

涙、・・そして会議、今年最後の稽古

2012-12-26 23:31:12 | 日記

「天国に行ったら、いっぱい走れるからね・・(寝たきりでした)」「もう、痛くないよ、頑張ったね・・」「生まれ変わっても、またお母さんの子供になってね・・」

参列者みな涙していました。Aちゃんが一所懸命頑張った4年間というのがわかっているから、天国に行ったら「いっぱい遊んで」「友達も沢山作って」と願わずにはいられなかったです。

お母さんのmamiちゃん頑張ったね!ホント素晴らしいお母さんだと心から思っていますよ。

Aちゃんと今日お別れをしました、僕は「行ってらっしゃい、天国は楽しいよ」と言葉を掛けました。棺の中のAちゃんは綺麗で、やさしい顔をしていました。

 

11/29に自転車の安全な走行に向けて、国交省と警察庁はガイドラインの発表しました。

以前より「宮崎市自転車ネットワーク計画 勉強会」に参加している事は何度かこのブログで取り上げています。未来の乗り物である自転車をどう宮崎市の交通に生かしていくか関係各所、市民(ワークショップの部分)が話し合う会です。

今回は6回目になります、今回の勉強会は先のガイドラインの説明を大脇所長から聞くことと自転車走行環境における宮崎市内の最近の動向、及び宮崎市自転車安全利用促進計画(案)についての発表を聞くことでした。

それで、午後は国交省宮崎工事事務所に行きました、13時半から16時半まで熱心な勉強会でした。

ガイドラインについての書類は厚さ4~5cmになろうかというものですが、ざっくりときわめてざっくりと言うと次の通りです。

・自転車交通ネットワークを県や市が作ろうとした場合の指針として国交省と警察庁はガイドラインを作った

・自転車は日常生活にとって身近であり多くの人に利用されている、都会では重要な手段となっている(特に大震災以後)、健康、環境にも適している。つまり自転車の位置づけはますます重要になり利用の増大が見込まれる

・自転車は車両であるということを徹底させることから考えていく・・「自転車は車両であり車道を通行することが大原則である。なお例外として、歩道を徐行により通行できるのは、道路標識等により歩道通行が認められている場合、運転者が自動、幼児、高齢者等で車道通行が危険である場合、駐車車両があるなど自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ない場合に限る」というものです。

・考え方として(道路整備の)目安を自動車のスピードにした。つまり a自動車のスピードが速い c自動車の速度が低く、自動車交通量が少ない道路 b aとc以外の区分けです。

これらと地域の事情をふまえ自転車交通を考えていくものです。

今日も県警、宮崎市、県からいろいろな話が出ました。それらをふまえ作りあげていきます。なお国交省はこのガイドラインを説明するため全国行脚をするそうです。宮崎県は2月中旬にあります。今まではコアなメンバーで勉強会をしてきましたが、次からは広く門戸を広げていきたいなど案が出されました。

西都市にとってチャンスだと思います、是非担当課の方は勉強会に参加して他自治体に先駆けて自転車ネットワークを作って欲しいなと思いました。

ネットワーク作りを呼びかければ、喜んで参加する市民はいっぱいいます、私の希望です。

夜は今年最後の稽古です、野外はいつもの通りの稽古、体育館では締めとして移動稽古をやった後、一人一人がはじめの号令を掛け、全員で平安初段をやりました連続でです、休み無しです、20回を越えました。

最後は騎馬立ち中段突きを一人一人の10本ずつの号令で気合いを込めて突きました。

これで今年の稽古が終わりました。ブログでも紹介したように、ホント子供達は頑張ってくれて良い成績を上げることが出来ました。保護者の皆さんの理解と協力と応援も凄く後押しとなりました。感謝感謝の一年です。

最後に朗報です、大分で行われた空手大会「ドラゴン杯」で緒方明日香さんが3位となりました、着実な実力を付けてきました。

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Aちゃん、頑張ったね

2012-12-25 23:16:22 | 日記

なかなか人の列は終わりません、何百人といるわけではないのですが、みなさん、Aちゃんの顔を見て、お母さん、お父さんとお話しをして、ハンカチで涙をぬぐい、ゆっくりと冥福を祈っているからです。

入り口にはAちゃんが写った、たくさんの写真アルバムがありました。たった4年間だったけど、その日その日を記憶に刻み込みたいと願うかのような、いっぱいの写真群でした。写真はご両親やご家族の笑顔で溢れていました。

31年前私の結婚式の時、花束を渡してくれた従姉妹がいます。明るくて、おてんばで、とても可愛いい、私と年の離れた従姉妹です。大きくなって、大学を卒業し、放送局に勤め、そしてとても素敵な男性と巡り会い結婚をしました。

結婚して待望の子供が授かりました、女の子でした。でも女の子はとても重い病気を抱えて生まれてしまいました。

まだ幼い体に何度も何度も手術のメスが入りました。夫婦は、病気の子を献身的に愛しました。icuの中でも、病室でも、たまに家に帰ることが出来た時は、おじいちゃんもおばあちゃんも一緒に楽しみ、可愛がりました。

それでも2才を過ぎるとほとんど病院生活でした。

従姉妹はずっと付き添い、Aちゃんの調子がよいとお友達に会わせていました。病院の近くにアパートを借りて、いつも側にいようとしました。

明るい従姉妹です、子供の頃からずっとそうでした。Aちゃんが闘病中もずっと笑顔を僕たちの前で見せていました、とっても重い病気だったのに・・・。

クリスマスイブの日、Aちゃんは天国に召されていきました。

たった4年間だったけど、Aちゃんはご両親のいっぱいの愛情を受けて旅立ちました。

たった4年間だったけど、Aちゃんはいつまでもご両親の胸の中に生き続けています。

そのようなご家族だったと、友人達は知っているから、わかっているから、いつまでも、いつまでも、人の列は終わりませんでした。

 

 

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メリークリスマス

2012-12-24 23:15:25 | 日記

ご存じのように、今日はクリスマスイブです。幼稚園と中学、高校、大学とカトリック系の学校だったので、それぞれに思い出のある日です。ですがイブを女の子と過ごすなんて超ビッグイベントはなかったですけど・・。

人類の原罪を一身に受け、この世に(時間的に言えば、2014年程前の、もうちょっとした時間に)ジーザスは誕生しました。

またなにやら、世界的な観測機関は50年ほどずっとこの時期に現れる未確認飛行物体を追っているそうで、ニュースでは先ほどフィンランドから発射されたなど・・言われていますね。未確認物体はどうやら動力は頭に角が生えている生物みたいです、またパイロットは耐寒のため分厚い服を着ているそうで、赤と白のコートをはおっていると報道されました。

思い出すと子供の頃、野球のバットや、ゲームが突然私の前に現れた日は明日の朝でしたね。

さて、多様性を認める事こそ、成熟した世界だと思います。原理的に走るともっとも恐ろしいのが宗教で、その教義の中では個人の良心は打ち消されてしまいます。日本は「神社にお参りして」「お寺でお経を聞いて」「クリスマスを祝い」・・凄いね、何でも受け入れる懐の広さがありますね。そして、その中の肝心な部分を理解する力が・・。

世界のニュースを見ても、「女性にも教育を・・」と声をあげた十代半ばの女の子を銃で撃ったり、日本の常識では「なんだそれ・・」と愕然とする事が起こっています。

色々な意見が普通にいえる社会が世界に訪れることを願いたいイブです、メリークリスマス。

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第二十回フェニックス旗高等学校空手道選手権大会

2012-12-23 18:13:07 | 日記

宮崎県内、県外合わせて38校が参加した表記の大会で審判をしてきました。

今回の競技種目は団体組手(男女)個人組手(1学年、2学年、それぞれ男女)です。私は第4コート担当で女子が大部分です。

さて大会を振り返ってみると、宮崎第一の強さが際だっていました。特にインターハイチャンピヨン西村君の強さたるや凄かったです。

父上も世界チャンピョンでしたが、血筋を引いていますね。突きと蹴りのバランスが良い上、体幹が強く投げも強いです。いずれ世界の舞台で活躍すると思います。

たまには高校生のフレッシュな戦いを審判するのも、刺激を受けて良いなと思った次第です。

成績表はもらわなかったのですが、決勝だけ分けてやりましたので(最後に行った)、優勝、準優勝まではひかえました、紹介しますね。

団体男子 優勝 宮崎第一 準優勝日章学園 (共に宮崎県)

団体女子 優勝 佐世保北(長崎県) 準優勝 九州学院(熊本県?)・・残念ながら宮崎第一は敗退しました

一年生男子組手 優勝 新名(宮崎第一) 準優勝 渡部(宮崎第一)

一年生女子組手 優勝 新垣(浦添・・沖縄県です) 準優勝 島田(高鍋)

二年生男子組手 優勝 西村(宮崎第一) 準優勝 平野(宮崎第一)・・昨年も同じ成績でした

二年生女子組手 優勝 廣瀬(宮崎第一) 準優勝 永澤(佐世保北)

いや~、迫力のある戦いでした。オリンピック参加が決まれば、この子達の中にオリンピック選手が誕生するでしょう。

 

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第20回フェニックス旗 高等学校空手道選手権大会 記念事業 新ルール講習会

2012-12-22 21:39:00 | 日記

フェニックス旗も20回を迎えます、周年を記念して記念事業として新ルール講習会を開きました、本日参加してきました。

高校空手界の日本のトップである宮崎第一高校が宮崎県にあります。そのため他県から強豪高校が馳せ参じました。試合は明日行われ、そのプレ・イベントとして講習会が行われたわけです。日本トップの高校生の試合を審判しながら講習というのは、贅沢なものです。

空手界のルール変更については、何度かこのブログで紹介していますが、オリンピック参加をふまえた変更です。ざっくり言うと観ている方(観客)がわかりやすいルールにしたわけです。

空手の技は手足を使うため多岐にわたります(手が2本、脚が2本 計4+4=8の部位を瞬時に判断しなければいけません)、技が決まったかどうか素人が判断するのはなかなか難しいです。剣道の試合を見ていて、素人の私たちが決まったかどうか判断できないのと一緒です。フェンシングだってランプがつくから判るのであって、剣先の行方で判断するのはその道の人じゃないとまず無理だと思います。

今回のルール変更も同じ考えです、決まったかどうか観客が判断することより、審判がどう判断したか観客にわかりやすく、それが公平性を持つようになったことです。世界では今年度から採用しています(パリの世界選手権は新ルール)、いよいよ日本でも来年度から採用です。

私は新ルールによる講習を受けたのは二度目ですが、観客から見てわかりやすいもの(面白いもの)になったと実感しています。明日は大会です、今回も審判を依頼されたので(通常、地区審以上が行います)しっかり審判してくるつもりです、また高校最高レベルの戦いが見られる喜びもあります。

さてルールと武道という観点から少し書いてみます。ルールは勝負自体を変えていきます、勝ち方負け方が変わってくるのです。ルールが存在する限り、その競技はスポーツとなります。ところが武道は極端に言うと命のやりとりの上に成り立つ戦いの方法です。

たとえば剣道はしっかりとした技(心技体)でないと、ポイントになりません、ですがあれが竹刀でなく真剣だったら、勝負の行方は変わってきますね。不完全な技でも真剣の場合致命傷を与えることが可能だからです。

柔道もしかり、何度かルール変更があり、今回もありました。公平な勝負(スポーツ)のため仕方がありませんが、実戦性という観点から考えると、変化しています。

空手だって全空連は攻撃技を制限しています(たとえば、貫手、肘打ち、金的蹴りなどは×)、実戦とうたっている極真系だって上段の突き、後ろからの攻撃は禁じています、そして戦い方は空手というよりキックボクシングみたいになりました(昔の大会は空手らしい戦いでした、ルールに合わせた戦法を考えていき、今みたいになりました)

従ってルールが存在する限り、その中での戦いはスポーツでしかありません。ここで勘違いして欲しくないのですが、私はスポーツが悪いと言っているわけではありません。子供達に学ばせるためには、ルールがあるスポーツでないと無理ですし、社会人だって、試合の度に仕事に影響を及ぼすけがをしていたんでは、たまったものではありません。

しっかりとしたルール、それをやる人がけがをすることなく学べる、つまり「安心安全」の上に存在しなければ、その競技は理解を得ることが出来ないでしょう(それが存在するのは、漫画など虚構の中だけです)。

ですが、やはり武道は武道の部分があり、スポーツとは線引きが必要でしょう。ならばそれは何によって補完されるか?

それは私は形だと思います、形の中に武道の命は生き続けると思っています。空手は組手と形の二つの競技で成り立っています。組み手と形を学ぶことによって、武道としての空手を学ぶことになるのだと思っています。

残念なことに柔道では形は軽視されています(私は高校時代柔道部でしたが、形を習った記憶がない)。武道としての柔道ならば形を見直して欲しいと思っています。それは剣道しかり、弓道しかり・・・あらゆる武道と言われているものは形を大切にするべきでしょう。

世界的に発展するために、つまりオリンピック競技として発展するためには、しっかりとしたルールの下で公平性のある競技で争えることが最大の要件になります。ルールの下での競技をしっかりやることと同じように、武道性を守るために、形を先人から真摯に学ぶことは大切な気がしています。

 

 

 

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