FBでシェアしましたが、北の海理事長がお亡くなりになられました。
未だお若いのに残念です、ご冥福をお祈り申し上げます
さて、以前弥勒先生の展示会で色紙を買ったと書きましたが、それがこれです
直接、弥勒先生にお伺いしていませんが、これは奥様のことを思い出し描いた色紙だと思っています
思い出遠くなる、会いたくて、君は・・・
奥様の記憶が少しずつ薄れていく事への、哀しさを感じます
さて、今日のお昼、音楽家「ひなたぼっこ」のシオヤさんからお誘いを受けた講演会に行ってきました
講演者は 音楽評論家の湯川れい子さんです
ジャズ評論家として、また作詞家(涙の太陽・センチメンタルジャーニー、ああ無情などなど)として著名な方です
延岡で開催される「エンジン01文化戦略会議」に参加されるために宮崎に来られましたが、ご厚意で宮崎で講演して頂けることになったのです
私は一流の方の話しはなるべく生で聞きに行こうと思っているので、喜んで行きました
場所は県立劇場の「レミューズ」でケーキと飲み物セットでした(ケーキ美味しかったです)
テーマは「音楽の力」~もっと命を輝かせて生きる方法~です
それではいつものようにザックリとご紹介を
・先日までニューヨーク、横浜と飛び回り、宮崎に来た(何とオン歳80才ぐらいです)
・55年間の音楽評論、作詞家活動
・色々な社会活動をやっている中で「日本子守歌協会」の会長をやっている
・今の若い母親、父親に聴いてもらいたい子守歌を創ろうとした
・歌手はクミコさんの美しい歌声で決まりだが、作曲を誰にするか思い悩んだ
・今年の近畿大学入学式で声を失ったつんくさんの(文字)スピーチに感動して、自筆の手紙でお願いした
・直ぐつんくさんから喜んで、曲を作りますという返事をいただいた
・出来たのが「生まれてきてくれて、ありがとう」という歌(君は良い子だ、から始まる素敵な歌でした)http://www.puerta-ds.com/kumiko/discography/index.html
・子守歌について・・例えばネンネンコロリよ、おころりよ、坊やは良い子だねんねしな~と子守歌は子どもを肯定することから始まっている
・そしてまた、哀しいメロディが多いが、それは子守りに心情で寄り添っているから
・つまり、子守りを慰めている(昔は子守りは結構きつい立場だった)・・これ結構腑に落ちました
(このあたりから「音楽の力」の話しになる)
・暴力的な子どもがハードな曲を聴きたがる、逆に鬱な子がレクイエムなど哀しい歌を聴きたがる。
・でもそれでよいのだと、十分聴くことによって、少しづつ変わっていく
・これを同質の原理という、哀しかったら楽しい歌を聴きたくないものである、哀しい歌を聴き涙を流しながら、傷を癒やしていく
・暴力的な子に対するハードな音楽も同じで、少しづつソフトに変じていく
・人間しかない能力、それは想像力であり創造力、人間だけがアートすることが出来、笑うことが出来る
・笑いの中でも「ほほえみ」はとても素敵な笑い
・ジョンレノンとの交流、そして名曲「イマジン」の西洋社会に与えた衝撃
・ジョンレノンは「感性が育つ環境」が最も大事だと、子育てに真剣だった
・・これら以外とても沢山の良いお話を伺いました、特に子守歌のこと、ジョンレノンのイマジンの事は心に残りました、最後に湯川さんは「愛でしか愛は生まれない、愛は愛でしか育たない」「人は幸せになるため生まれてくる」という言葉を言われました
シオヤさん、良い機会を与えてくれて感謝です