西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

一般質問二日目終了しました、そして私の壇上の質問に対する回答

2013-03-14 13:55:10 | 日記
二日目終了です。
昨日は私の壇上の質問を載せたので、それに対する壇上からの回答を書きます。
尚、回答内容は概略を箇条書きにして書きます。詳しくはいつも言っているように後日「西都市」のHPに全文載りますかお楽しみに(次の議会までには出ます)

まず私の次のようなまちづくりの質問に対して

(橋口)
市民協働つまり市民と共にイベントや事業をおこなってこられています。市民の方と市の職員が一緒に知恵を出し、汗をかいている姿をそれぞれ見させて頂いています。まちづくりにとって大切な姿だと思っています。私はそれらの事業が更に発展していって欲しいのですが、そのためには事業に対する検証が必要だと思っています。最近おこなわれ、反響の多かったイベントとして「食の大運動会」そして「エンデューロ4時間耐久などジテパラ事業」そしてショッピングセンターパオにおいておこわれている「まちづくりサポーター事業」「チャレンジショップ」があります、それらの事業効果と、もし何らかの反省があればお答え下さい。
また同じく、それら事業の将来の展望についても伺います

(市長)

「食の大運動会」
*食の大運動会の来場者は五千名と見積もられた(主催者の目標とおり)
*周辺の飲食店から、通常より多い来店者があったとの声が・・経済効果有り
*商品化を望む声が多かった・・「西都児湯の名物料理を発掘する」という目的も達成
*本イベントを継続して欲しいという声が多かった
*関係機関と協議して、継続可能な事業になるように検討

「エンデューロ四時間耐久」
*西都原古墳群の公道を封鎖してという、九州でも例のない自転車イベントだった
*258名の参加で事故もなく、またマスコミに大きく取り上げてもらった
*西都のイメージアップにつながった
*アンケートのうち97%が来年も参加したいと書かれてあった
*実行委員会の手作りの「もてなし」が高く評価された
*347万円の直接経済効果があった、市の補助金に頼らず、民間主導でこれだけのことが出来ると実証した
*今後も積極的に活動を支援していきたい
*県の補助事業を活用した自転車利用推進事業「銀の風プロジェクト」を予算化
*社会全体が自転車に注目している今、絶好の機会と考え官民共同で様々な活動に取り組む

「まちづくりサポーター事業」
*事業内容は商店街振興を目的に文化ホール・あいそめ広場等を利用したイベント事業、情報収集事業
*西都市情報マガジン「さいとる」発行
*西都市内の月々のイベント情報を掲載した「さいとナビ」の掲示
*文化ホールでの映画、コンサート、講演会
*上記そそれぞれ民間やNPOの持つネットワークやノウハウが生かされた

「チャレンジショップ事業」
*平成23年事業開始、これまで10件のお店が将来の創業を目指して出店
*店舗レイアウト、広告宣伝、接客、経営など体験しながら学んだ
*10件中2件が創業、1件が創業に向けて準備中
*マッサージ業・ネイルアート等サービス業、キッチン雑貨、模型等販売など市内ではあまり見られない業種の出店
*商店街の新たな魅力賑わい作りにつながった
*ただ創業した場所は、西都市内ではなかったのが残念で反省
*商店街とも協議をしながら良い物については事業に取り入れながら実施
*商店主の高齢化や後継者不在という問題があり、商業機能の空洞化を阻止するためにも創業支援は必要と考える
*国の企業支援型地域創業事業の活用より、平成25年度も事業継続

次は西都原古墳群の世界遺産について

(橋口)
2番目は西都原古墳群の世界遺産登録についてです。施政方針でも市長が述べていますし、マスコミ等で宮崎県も取り組むと報道がなされました。
一昨年西都市議会は産業建設常任委員会において、平成23年6月に世界遺産の中の文化遺産として登録された岩手県平泉に行き行政調査をおこないました。平泉では10年以上の長き道を歩んで登録に至ったと説明を受けました。またそれは岩手県と平泉町の共同歩調でなされたように伺っております。日本でまだ16カ所しかない世界遺産に西都原が登録されるというのは市民にとって地元を更に誇れる素晴らしいプレゼントだと思います。是非とも成し遂げて頂きたいと思っています、そこでお尋ねいたします、世界遺産登録へ向けての具体的な取り組みについてお伺いいたします。

(市長)
*世界遺産に向けては「世界遺産条約履行のための作業指針」(世界委遺産委員会)に基づき「顕著な普遍的価値」を有する事が求められるなど、高度に学術的学問的見地から審査基準を満たす必要がある
*他の事例では都道府県や市町村が学芸員、文化財考古学専門家などで推進体制を整備長期にわたり多額の予算をかけて取り組んでいる
*都道府県の強力なリーダーシップ、市町村の意気込みが必要
*西都原の歴史的価値や魅力が世界遺産という形で世界的に認められれば、一層の保護保存が図られ、また観光振興や経済活性化に寄与すると思われる
*県では「記紀編纂1300年事業基本構想を策定し西都原古墳群や県内の神楽など世界遺産や世界無形文化遺産も視野に入れた学術的研究調査、及び機運盛り上げを推進
*西都市では平成25年度から「西都原古墳群の基礎調査」の結果や「登録の可能性」をふまえつつ県と連携を図りながら前向きに取り組んでいく

壇上の質問の内前半です。


コメント (2)
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