アナーキー小池の反体制日記

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#2565 眼の治療(白内障手術) ⑨

2018年01月24日 | ボクの健康
知人からのアドバイスを受け、今月12日に眼科を訪れました。
ボクは医師にストレートに尋ねました。
「右眼の眼内レンズはボク用のものではないのではないか?」って。
医師は「確かに両眼の視力の違いが大きい。術前の検査などから検証をしたんだけど、間違いは見つからなかった。眼内レンズはボクちゃん用よ」と申します。
ボクは焦点距離がかけ離れていること、レンズメーカーの品質証明カードに記されたデータの差異の大きさを示し、「間違ってほかの人のレンズを入れたのではないか。ほかの患者から同じような訴えがないか」と失礼ながら再度尋ねたのです。
医師は「眼内レンズの選定は多くの項目を検証の上行う。設定された項目には誤差が伴う。あなたの場合、その誤差が重なりこのような結果になったと思われる。なお、他にあなたのような訴えは無い。改善するにはコンタクトレンズを装着するか、眼内レンズの入れ替えを行うのがいいと思う。」とおっしゃいます。
どれほどの誤差の集積が、これほどの差異をもたらすことになるのか、途方もない言い訳に聞こえました。
でもボクは、それ以上は何も言いませんでした。

・・・
ボクはこのことについて、医師や眼科スタッフを責める気は頭毛ないのです。
医療過誤を疑って、訴えるなんて気は全くないのです。
ボクの身に起きていることを淡々と記し、眼内レンズの入れ替えで改善するなら、それはそれでいいと思っています。
医療には過誤が付きものですので、ボクは割り切って考えることができます。

そして医療過誤だと認めた場合、病院が受けるダメージが大きなことを思い致すことができます。
ボクの愛する滝川市立病院をそんな目にあわせないためにも、訴えなど起こそうと思いません。

・・・
訴えはしないけど、このような結果になってしまったことに対し、ボクは思うところがあります。

滝川市立病院は3年前には眼科が閉鎖となっていたのです。
2年前に一人の眼科医が赴任し、眼科の再開がなりました。
そして昨年、もう一人の眼科医が加わり、白内障手術を積極的に行うようになったのです。

ボクの推論ですが、白内障手術を積極的に行うようになったのは、病院の経営状況を勘案してのことでしょう。
毎年、前年度の病院経営が赤字になったとか黒字になったとか、市議会を先頭に姦(かしま)しいのです。
病院の経営状況は病院の経営陣にとって、大きな重圧になっていることは間違いありません。
いろいろな方策を講じているのでしょう。
その方策の一環が白内障手術なのでしょう。
ただ、この白内障手術は準備不足でした。
病院眼科として白内障手術を行うには、十分な準備が整っていたとは思えないのです。
過誤ではないのかもしれませんが、これだけの差異が生じるのを防ぐチェック体制は最低限必要でした。

しかしボクは、このような事態を招いてしまった本当の原因が、10年ほど前に始まった新病院建設にあると確信しています。
次回は、ここのところを掘り下げましょう。
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