アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#26 ヘタな字

2007年02月11日 | 市長・副市長そして茶坊主
ボクは字がヘタです。
近年、ワープロができ大変喜んでいます。
ワープロがなければ、人様にお見せするこのような文章も書けません。

先日、職場当局から「感謝状の首長名欄は首長が直接書く。首長印は定規をあてて正確に押す。押印時には感謝の気持ちを込めて!」と、達しがありました。

今の首長の言いそうなことです。

首長名は首長が書くのが正しい。
首長名の案内書、請求書、領収書もみな首長が書くのが、もっと正しい。

ハンコを正確な位置には・・・杓子定規そのもので、お役所的で、とても素敵です。
正確を期すため、印刷にするのがもっとよろしい。

感謝の気持ちは・・・もちろん必要です。
大の大人に言ってくれてありがとう。

ボクは心配し始めています。
今の首長が、2代前のY首長のように公共施設の銘板や、沿革板に本人の字を使うと言い出さないかを。

二代前の首長の書いたその類のものは、市内各施設にたくさん残されています。
ボクの係わったものも何点か存在します。
石だとかブロンズ製なので、半永久的に残るのです。

いいものなら支障はありません。
しかし,書家によるもの意外は鑑賞に耐えません。
公共施設に悪ガキがいたずら書きをしているのと同じです。

Y首長のとき、本人が望んだのかどうかは知りません。
ポチが気を利かせたつもりで、勝手に始めたのかも知りません。
厄介な負の遺産と成り果て、処分のしようもありません。

どうも、権力者は何か形で残したい思いが強いようです。
そして、ポチどもはその思いを叶えようと一所懸命になるものなのです。

一代前のH首長はそんなところがありませんでした。
それだけは敬意を表します。
この記事についてブログを書く
« #25 賞味期限切れ | トップ | #27 公開質問状 »

市長・副市長そして茶坊主」カテゴリの最新記事