アナーキー小池の反体制日記

世界中のひとが 仲良く助け合い ほほえみながら 平和に暮らしていくために (イマジン)

#218 蹴球(しゅうきゅう)と蹴鞠(けまり)

2009年01月28日 | 教育・文化・芸術・スポーツ
前回に続きスポーツものです。

蹴球(しゅうきゅう)は、当たり前ですがサッカーのことです。
蹴鞠(けまり)は、昔、公家達が宮中でしていた球遊びです。
ボールを蹴(け)るという意味では同じです。

先週、サッカーの国際親善試合をテレビ中継していました。
日本は、格下の相手に2対1で勝ちました。

勝ちましたが、日本は相変わらず"らしい"試合運びです。
攻撃の時、球回しを一所懸命行っています。
球回しが目的のように、一所懸命、上手に行っています。

シュートのチャンスなのに、(わざとのように)隣の選手にパスを回します。
何回もパスを回している間に、敵にボールを奪われてしまいます。
そうして、カウンター攻撃をくらってゴールされます。

昔からずっと同じなんです。
決定力の不足を言われることがあります。
自信の無さをいわれる事もあります。

ボクはこの頃、思うのです。
日本選手が行っているのは蹴球じゃー無くて、蹴鞠なのではないかと。
そう思うと全てに辻褄が合います。

ゴールを目指してなんかいないのです。
ひたすら、球回しに励んでいるのです。

日本と西欧の文化の違いなのでしょう。
争わず楽しむ。
それはそれでよろしいのです。
そして、烏帽子(えぼし)を被(かぶ)ってプレーするのがもっとよろしいのです。
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