アナーキー小池の反体制日記

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#2951 沖縄県民投票の結果

2019年03月01日 | 国内の話題
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票が1月24日、投開票されました。
3択のうち、埋め立てに「反対」は43万4273票に上り、投票総数の71・7%を占めたのです。
県民投票条例で定める知事の結果尊重義務が生じる投票資格者総数の4分の1を超え、昨年9月の知事選で新基地建設反対を訴えて当選した玉城デニー知事が獲得した過去最多得票の39万6632票をも上回りました。
「賛成」11万4933票で、反対が賛成の3・8倍に達し、「どちらでもない」は5万2682票。
投票資格者総数は115万3591人で、投票総数は60万5385人。注目された投票率は52・48%でした。

この結果に政府の御用新聞紙(がみ)の読売や産経は、「有権者の半数が賛成したのではないのでたいして意味が無い」的な書きっぷりで、ポチっぷりをアピールしています。
アメリカの協力者(走狗・スパイ)・正力松太郎のご遺志が生かされていることに、感嘆です。

菅義偉官房長官は投票結果に関わらず工事を進める方針を示しており、政府の対応次第では県民の反発がさらに強まることでしょう。
県民投票に法的拘束力はありませんが、条例では3択の中で得票の多い方が4分の1に達したときは知事は結果を尊重し、首相や米大統領に通知すると定められています。
県民投票の条例制定を請求した「『辺野古』県民投票の会」の元山仁士郎代表は「沖縄の人の『うむい』(思い)を重く受け止めてほしい」と訴えましたが、政府自民党はその『うむい』(思い)を『うもく』(重く)受け止めなければなりません。
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