足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY株が史上最高値・・・トランプ人気が継続

2016-11-22 05:55:07 | 投資戦略
Y株はダウ平均、S&P500,ナスダック指数の3指数とも史上最高値。原油相場の反騰も後押しした。最近の相場の牽引役である中小型株ラッセル指数も史上最高値。
原油はOPECでの減産の機運が高まり、イランも合流する動きが出た。トレダー間のコンセンサスでは先高観が100%になった(11月初めは68%)。
ウォール街の雰囲気は大統領選前の比べ様変わりになり、投資家の先行きに対する自信が蘇ってきた。
これまでの事例では過去120年間の「クリスマス→新春」の相場は76%の確率で上昇している。ことしはトランプノミクス相場という追い風もあり、クリスマス・ラリーに対しての期待観が日増しに高まる。
昨日はアップル、デュポン、IBM,アマゾンなどが人気化した。米国を代表する銘柄である。
ドル相場は小幅安であったが、円相場は例外で111円台と円安トレンドが続く。NY株高、円安を背景とする相場展開は2013年初めのアベノミクス相場の再来を彷彿とさせる。
当時も円相場の下落が相場の牽引役になったが、今回の円相場の反動安のスピードは当時を上回る。

東京市場では銀行、証券、保険、海運、鉄鋼、非鉄、自動車などの業種は相場をリードし、IT,小売、化学、医薬品は出遅れる。ことし前半の相場とは人気業種の顔ブレが変わってきた。
景気の回復の兆しを相場がいち早く織り込み始めた感じである。
任天堂(7974)の売買代金が増加してきた。今月、発売した3DS向けソフトの「ポケモン・サン」とポケモン・ムーン」の販売が1000万本を超えた。7月のリリース下スマホ向け「ポケモンGo」の超人気が影響した。
ウォール街では任天堂の3月発売の新製品「Switch」では画像処理のNo1との提携が正式に発表された