マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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白土白坂神社宵宮のお渡り

2009年09月29日 08時51分21秒 | 大和郡山市へ
白土町のM自治会長からお電話が入った。

M会長は4月ころに事務所でお会いした方。

白土といえば正月三日に神社で簾型の注連縄や神さんが通る砂の道を拝見した地だ。

撮らせていただいた写真を差し上げたことが記憶に新しい。

今でも氏神さんのお祭りは保存していくのが大切だと伝統行事を続けているというM会長。

是非取材に来てほしいとのことである。

トヤと一老から六老までは装束に身を固めてお渡りをしている。

一老は勾玉の首飾りを装着する。

稲穂担ぎは五、六老の役目。

桶と杓を持って行く人もいる。

村の中心地から出幸して白坂神社に向かう。

宮座の長老十人衆は拝殿に登って長寿を祝うそうで自治会長もお渡りに参列するそうだ。

かつては十月十日だった宵宮は体育の日の前日に替わり、15時半ころに集落中央の広場に集まって16時に出幸する。

神社で祭典が行われたあとは、子供御輿が出たり夜店などで賑わうという。

本祭は翌日の体育の日と決まっている。

ちなみに正月の注連縄は大注連縄(一部の長老はドウガイと呼ぶ)と呼んでトヤが大晦日までに編んで取り付けるようだ。



電話口での会話では砂を撒くのは判然としなかった。

それまでに行事の詳細なことを聞きに行かねばならない。

(H21. 9. 9 取材依頼電話)


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