マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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フレンチシェフのラーメンくろすの鶏帆立醤油ラーメン

2021年06月12日 09時22分09秒 | 食事が主な周辺をお散歩
つい先日に訪れたフレンチシェフのラーメンくろす。

奈良テレビが放映していたラーメン特集にあったすごい店。

どれほど凄いのかまったく知らないフレンチ料理店。

大和高田市南本町にある創業400年の伝統と千坪を誇る老舗料亭旅館「辻甚」が、邸宅フレンチレストランとして新しく誕生したヴェルデ辻甚

品位と格調に満ちた空間として華やかに蘇った高級フランス料理のウエディングレストラン、といわれても無頓着の私はまったく知らない世界。

そのヴェルデ辻甚がプロデュースしたラーメン店だけにフレンチシェフが作るラーメン、とくる。

店名は「くろす」。

なぜに「くろす」なのか、どこにも書いていない。

前置きはそれくらいにして、本日は診察あがりに車を走らせた。

もちろんの目的地は毎週水曜日が定休日の「くろす」。

出かけてみたその日。

到着してからわかった定休日の日にがっくりこんだ。

再挑戦したくもなる「くろす」は、通院地から京奈和道路利用で30分ちょっと。

店舗も駐車場もわかっている。



タイムズパーキングしか空いていないと、思ったら向かいの無料駐車場がちょうど空いた。

ラッキーな駐車場はヴェルデ辻甚と「くろす」の利用者が利用できる。



ドアを開けて足を踏み込んだ真ん前に食券発券機がある。



紙幣若しくは硬貨を投入して希望するメニューを押す。

これしかないと決めていた670円の鶏帆立醤油ラーメン。

続いて押した290円の焼き餃子の2品。

お釣りハンドルを廻したら4枚の10円玉が落ちてきた。

カウンター席を案内する店員さん。

座る席は誘導されるまま。

すでに入店して食事をしている隣の席を案内する。

えっ、である。

他店舗ならこんなことはあり得ない。



カウンター席が詰まっているなら、それでいいのだが、空き席がいっぱいあるにも関わらず、食事中客の隣席。

右端から順番に詰めていくような方式。

まさかそんなことはないかと思ったが、指定された席の左側は6席とも空っぽ。

へぇー、おかしなことをするもんだ。

先日に入店した丸源ラーメン橿原店の場合は、飛び飛び。

一人分~2人分も開けた席を指示してくれた。

くるくる回転寿司でもまったく同じ。

カウンター席に一人座る場合は、必ずといっていいくらいに、1人、2人の空席を開けてくれる。

それをしない「くろす」の接客感覚がわからない。

案内されてすぐにトイレ利用。

その間ずっと頭の中に??がいっぱい出現した。

用足しを終えてカウンター席をみたら私の席の左側に一人の女性が座っていた。

そう、私の次に案内されたお客さんだ。

その左席はずらっぁと空席が並ぶ。

気持ちが落ち着かないので他の席に替えて、と口に出せなかった軟弱者は仕方なく両肩に挟まれた席に座った諦めの境地である。

注文してから待つこと10分。

はじめに配膳されたのはラーメンでなく餃子だった。



小皿に酢と数的落とすラー油をポタポタ。

タレに漬けて一口目の餃子。

おっと、意外と美味いフレンチシェフが作った(※と思われる)餃子。

味的にはどことなく中華。

一般的に食べる餃子の味であるが、にんにく味がよく効いている。

野菜も豚肉もこれがフレンチ?と思える餃子。

旨い事は美味いが特別な味でもない。

6個で290円。

うーん、ふくちぁんラーメンの餃子を食べたい、と思った。

2個食べたとこに右隣の2人連れさんにラーメン。

すぐに私が頼んだラーメン。

ほとんど間髪明けずに左隣の女性にもラーメン。

一挙に4杯も運ばれたのにもびっくりする。

さっぱりした味が美味しいねという2人連れに対して独り女性は黙々と食べていた。

そりゃ独白はここでなく、家庭内だろうに・・。

私が注文した鶏帆立醤油ラーメンである。

期待していた鶏に帆立にがっくり。

殻付き帆立は三つ。

香りもなにもない。



熱々の帆立ラーメンの湯気は帆立で充満しているだろう、と思っていたが、まったくだ。

胡椒を振ってネギと刻んだ紫タマネギをスープに混ぜる。

このときも香りがない。

不思議な感覚だ。

箸で掴んだ一口目。

ずるずるちゅるっと口に吸い込まれる。

味はシンプル。

嫌味のないさっぱり醤油味。

どちらかといえば東京中華そばに近い醤油味。

「鶏」味はどこにあるんだ、と探してみたが見つからない。

2回目のつるつるでてハタと気がついたスープ。

粉っぽい食感がどかーんと口に広がった。

まるで魚粉感覚のスープ。

えっ、これって鶏に帆立だよね。

これもまたフレンチシュフが作ったラーメンなら御免被る。

味わい深さのない、ただの醤油ラーメンとしか思えない。

三つ入っていた帆立もふくよかさのない帆立。

海鮮らしくない味は女性向きなのかなぁ、と疑問符だらけ。

次回にもし、である。

再来店するなら煮込み塩ラーメンで味を試してみようか。

食べ終わってから気づいた「ぎょうざ(一人前)無料券」の扱いである。



すでに券売機で960円は支払い済。

食べ終わってからサービス券を手渡しても、先に渡さないと恩恵は受けられないだろうな。

そう思ってテーブル拭きしている店員さんに尋ねたら、「提示していただいたので290円は返金させていただきます」と。



ここんところは称賛すべき接客対応。

有料のコインパーキングに停めた場合もチケットを渡せば無料にします、という「くろす」。

気持ちよく、ごちそうさまでした、と告げて退店した。

※1さすがのフレンチ食としてテレビでも紹介された1600円の前菜付きパイ包みオニオンスープつけ麺は、この日売り切れ表示。



メニュー表に「販売終了しました」のシールを貼っていたので、たぶんにやめたのだろう・・。

※2昨今の県内。

国道を走る度に見慣れないラーメン店舗が増えつつある。

チェーン店もあるが、独自性をもったラーメン店も多い。

有名店から無名店まで。

気分がいいときには味わってみたいものだ。

(R1. 9.24 SB805SH撮影)


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