マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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下山八坂神社注連縄・門松飾り

2007年02月02日 08時03分06秒 | 奈良市へ
年末には氏神さまに歳神を迎える注連縄や門松が各地で飾られます。

秋祭りの当家祭で賑わった奈良市下山の八坂神社では早朝から宮座の六人衆が集まり手分けして作られます。

藁を槌で叩いてホコリを取り払います。

その藁は定規を用いて五枚笹に少しずつ結わえていき一定の長さに垂らします。

スダレの形になった注連縄は中央にウラジロにユズリ葉と洗米、串柿、ダイダイを紅白のミズヒキで縛り、先を南向きにして鳥居に取り付けられます。

一方、本殿の前に三本の太い竹を組み合わせ雄と雌の松と梅枝木を飾ります。

砂を盛り上げて松を安定させます。

末社の御岩には小さな笹竹、梅枝、松を組んだ門松を立てていきます。

ある程度できあがったころ、六人衆は頼んでおいたうどんをすすります。

(H18.12.28 Kiss Digtal N撮影)