Maison・Ferber(メゾン・フェルベール)
コルマールからワイン街道を西に10分も走れば
コンフィチュールの妖精と呼ばれるクリスチーヌフェルベールさんのお店がある
ニ―デルモルシュヴィルです。
世界中の料理人やバイヤーが人口4~500人ほどのこの小さな村に買い付けに来るそうです。
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村にはフェルベールさんのお店が一軒あるだけですから
パンや野菜に調味料それに新聞や雑誌まであらゆるものを扱っていますが
店の雰囲気は高級食料品店といったところでしょうか!
棚にずらっと並んだコンフィチュールはアルザスで採れた季節の果物を使って全てが手作業、
なんと最後の瓶詰は今でもクリスチーヌさん自らが一瓶一瓶詰めているとか。
フランスやベルギーでチョコレートとケーキの修業を積んで父親の後を継いでから
お店のウインドゥの飾りにと作ったコンフイチュール(ジャム)が評判になったようです。
最優秀パティシエにも選ばれたことがあるというクリスティーヌさんのお店まで来たのですから
お土産用のコンフィチュールと一緒にエクレアも包んでもらって
村の入口にある駐車場まで戻ってそばにあったベンチに座って
のんびりと新緑の葡萄畑を見ながらおやつタイムにしました。
ぎゅっと詰まったカスタードクリームが丁度よい甘さで、さすがに美味しいエクレアでした。
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ワイン街道沿いにある小さな村から次の村までは5分から10分で着きます。
クリスチーヌさんのお店からはまた少しコルマールの方向に逆戻りして南に下がった所にある
エグスハイムはコウノトリの住む村ということでも知られていますが、
ヨーロッパの中でも花ある美しい村として金賞をとったこともあるそうです。
この村の家と家は要塞のようにぴったり隣同志がくっついて村を取り囲むように建てられています。
村の外側の道を歩いて屋根を見上げると巣の中にコウノトリが一羽だけおとなしく座っていました。
もしかして卵を温めているところなのかしら?
次に訪ねたトルックハイムの広場に面した教会の前では結婚式の記念撮影の真っ最中!
知らずに近づいて行くと「どいて!」と階段から写していたカメラマンに言われてしまいました
村には日本の若い方に人気があるお馴染のホーローの鍋やフライパンのストウブ社の工場兼本社があり
敷地の脇にはアウトレットショップがあるというので立ち寄ってみました。
日本で購入するよりはるかに安いようですが重いということもありますが
土鍋を製作して使っている我が家のこれからの調理に何回も出番があるとは思えなかったので
ストウブ製ではないのですがキッチンカトラリーをいくつかお土産用に買っただけでした。
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ノーベル平和賞に輝いたシュバイツアー博士の生まれ故郷カイザースベルグも
のどかなほのぼのとした村でシュバイツアー博士の生家は博物館として公開されています。
沢山の観光客がいて人気のありそうなワインカーヴに立ち寄ってみたりしながら
この日も夕飯は宿泊しているリクヴィルでとることにしました。
ヨーロッパのレストランは7時開店ということも多いので
なるべく先客があるレストランにしたいなと思っても私たちが入って
しばらくしてから次々にテーブルが埋まってくる時の方が多かったようです。
レストランを探しながら何処にしようかと決めかねて歩いていると
雨が降り出したのでシックな雰囲気に惹かれて適当に入ることに
赤を基調にしたアルザスチェックでテーブルセッティングされた
奥まったテーブルに案内されました。
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