すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

何をしたか見えない

2022年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム
 岩沼市の市長選と県議補選のダブル選はいよいよ佳境に入ってきた。明日で選挙活動が終わり、明後日の投票日を迎えることとなりました。候補者にとって都合のよい『選挙公報』が市民へ届きました。

 よく見るとなんか変だなと思います。私が知りたい情報はこの候補者は何をしてきたのか。どんな実績と活動をしてきたのか、全く見えません。未だ独身の候補者が子育てを掲げても、ピンときません。候補者は広報に独身と書かなくてもいいし、経歴に関しても都合が悪いことは書きません。

 男性なら子育てをしたと言うよりも社会での活動はどんなものだったのでしょうか。例えば会社や組織において凄腕の社員だったのか、はたまた使いものならないお荷物だったのか全く分からない。

 議会とは様々な職業から得意分野で活躍された方々が『行政にもの申す組織』と思っていたが、岩沼議会に存在しません。岩沼議会では議員になる前に、経験と知識を身に着けた議員は少ないと感じます。つまり後者が多いと感じています。

 実社会においてどんなことをされたか、書けないなら掲げる政策は『絵に描いた餅』ではないでしょうか。私の視点ではあるが理解できない的外れ質問や、実現不可能な意味の無い提案していたと思われる議員が立候補しています。

 男性候補の選挙公報には5~6点ほど公約はありますが、ここでは絶対無理なことが書かれています。理想を記載することは決して悪いことではありませんが、公約を守れそうにない公約を書かないでよ、と言いたい。

 男性4人の候補者は各々の組織から支援されており、選挙で勝つ近道になるが市民にとってよいことなのだろうか。実力者からの要望や圧力は、千年希望の丘の草刈りのように市政をゆがめてしまわないか。

 そこに女性候補者はお二人は、共に子育てをし、社会に送り出したという実績があります。私ら男性にとって考えられない細かなところが『まちづくりのヒント』になると感じています。

 何をしたか見えない候補より、加藤・植田候補にご支持を願うばかり。

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