『喉元過ぎれば熱さを忘れる』ということわざがあります。苦しいことも過ぎてしまえば、その苦しさや恩も簡単に忘れてしまうということなのですが、熱いものを食べたときに食道や胃には熱さが鈍感なのかもしれません。今日の議会運営委員会で渡された資料を見て、このことわざが浮かんできました。
岩沼市議会の政務活動費の基準見直し内容です。東日本大震災時点で当時の政務調査費は、復旧復興のためという理由により廃止しました。2年前に政務活動費を一人当たり18万円/年に復活したが、10年前の7万円/年から約2.5倍となった。
復活する際の近隣を見たら、お隣名取市(人口:8万人弱)は15万円です。仙台市は別格として人口が5万人に満たないまちの政務活動費が高い市議会はあまり見られません。県南では白石・角田市が6万円/年で、5万人未満は東松島市が岩沼と同額です。
2年前に復活した際に「1円たりとも無駄遣いにならないように」を念頭に様々な規制をかけ、市民の理解を得ようとしていた。例えば研修(旅行)における代金支払いは現金のみとし、カードやポイントが発生する支払いを除外しました。その上で自家用車の禁止及びレンタカーも、禁止項目に明記したのです。車での移動は融通が利くし、寄り道も考えられることから取りやめし明確な基準を設けたはずでした。
しかし、最大会派は一年目からその規則を破っていた。北海道での研修(旅行)でバスが来ないなどの理由(屁理屈)をつけて、事務局の了解を取ったから『いいんだ。仕方ないんだ』とすごんでいた。調査研究にバス時刻はなかったみたいです。
コロナ禍の中で研修に出掛けられない今年はさて置いて、但し書きはあるものの新年度を見据え、自家用車利用は1㎞当たり37円のガソリン代が充当される。2年で改正されようとしている政務活動費は、市民にへの理解を反故にしているように思える。
血税である政務活動費は、喉元過ぎて認められた『御恩』を忘れたくない。
岩沼市議会の政務活動費の基準見直し内容です。東日本大震災時点で当時の政務調査費は、復旧復興のためという理由により廃止しました。2年前に政務活動費を一人当たり18万円/年に復活したが、10年前の7万円/年から約2.5倍となった。
復活する際の近隣を見たら、お隣名取市(人口:8万人弱)は15万円です。仙台市は別格として人口が5万人に満たないまちの政務活動費が高い市議会はあまり見られません。県南では白石・角田市が6万円/年で、5万人未満は東松島市が岩沼と同額です。
2年前に復活した際に「1円たりとも無駄遣いにならないように」を念頭に様々な規制をかけ、市民の理解を得ようとしていた。例えば研修(旅行)における代金支払いは現金のみとし、カードやポイントが発生する支払いを除外しました。その上で自家用車の禁止及びレンタカーも、禁止項目に明記したのです。車での移動は融通が利くし、寄り道も考えられることから取りやめし明確な基準を設けたはずでした。
しかし、最大会派は一年目からその規則を破っていた。北海道での研修(旅行)でバスが来ないなどの理由(屁理屈)をつけて、事務局の了解を取ったから『いいんだ。仕方ないんだ』とすごんでいた。調査研究にバス時刻はなかったみたいです。
コロナ禍の中で研修に出掛けられない今年はさて置いて、但し書きはあるものの新年度を見据え、自家用車利用は1㎞当たり37円のガソリン代が充当される。2年で改正されようとしている政務活動費は、市民にへの理解を反故にしているように思える。
血税である政務活動費は、喉元過ぎて認められた『御恩』を忘れたくない。