すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

仙台空港は地球環境を

2019年10月04日 | 日記
 「よくもそんなことを」とスウェーデンの環境保護活動家『グレタ・トゥーンベリ』さんは、米ニューヨークの国連本部で開かれた「気候行動サミット」で演説しました。若干16歳の高校生です。

 「あなたたちは私の夢や私の子供時代を空っぽの言葉で盗んだんです」と、世界の偉大な政治家を前に環境をないがしろにしてきた大人の行動を批判しました。経済優先のつけが地球温暖化に拍車をかけている。

 グレタ・トゥーンベリさんは、一年前からスウェーデンの議会前で抗議活動を行い、世界中の若者から支持を得ています。二酸化炭素を多く輩出する飛行機に、乗らないなどの行動もしています。

 二酸化炭素の排出量を抑制するには、化石燃料の使用を制限することに繋がります。私たち大人が未来に向けて何ができるか、地球の未来を一人の人間として問われている気がしました。

 公共交通機関を利用することは良しとしながら、地理的条件や住環境の要因も関連するから、一概にこれが正しいと断定するには無理がある。しかし、無駄な化石燃料の使用は抑えることができるはずです。近くに移動するなら車を使わず、自転車や徒歩を心がける。

 日本の近未来は、少子高齢化の影響で人口減少が著しい。2040年の日本の総人口数は、1億千万人程度まで減少すると言われています。先進国の人口減少は日本だけではありません。

 人口減少がもたらす生産能力の落ち込みで、経済が縮小しても人間の欲求はとどまるところを知らない可能性があり、生活の質を落とすことは中々出来ない。だからこそ、大人の考え方を直さなければならない時が迫っている。

 岩沼では仙台空港の24時間化を争点にした県議選が始まる。真夜中に飛行機を飛ばすことが本当に必要か。24時間空港を開ける必要があるのか。経済効果があるとはいえ、安眠を妨害するまでの空港なのだろうか。

 グレタ・トゥーンベリさんが訴える地球環境に耳を傾ける時期ではないか。

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