すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

周辺から移転後も補助

2018年07月11日 | 日記
 今年の岩沼市は市長選の関係で、本来6月に行われる議会が7月になりました。本日は一般質問最終日で、私は一般質問を行いました。テーマは『仙台空港周辺まちづくり協議会について』です。

 事務局は市役所内部にあり、市役所職員がすべての手続きを行っています。この補助金は矢野目地区町内会と相野釜地区町内会だけが使える、宮城県と岩沼市からの補助金です。

 協議会へは宮城県と岩沼市から毎年72万円もの補助金が支払われています。主な活動は研修とありますが、市役所職員と一泊2日の旅行みたいなものです。旅費の負担割合は1/3程度が個人負担となっています。

 旅券や宿泊の段取りは全て市役所職員が行っており、据え膳状態なので職員も随行します。この5年間は関西方面から、関東や東北地方の主な空港周辺に毎年研修旅行してました。

 空港周辺とはいわゆる周辺地域の福祉を目的にしたものとあります。騒音対策などで周辺の町内会には窓やエアコンなどの、改修費用が施されたりする苦情処理対策でもあります。それは岩沼市内全域が対象ではありません。

 私はこの補助金を続けるべきではないと提言したのです。なぜなら空港周辺に使用する補助金の性格上、相野釜地区は大震災で集団移転したため、周辺から外れており周辺ではありません。

 相野釜地区住民は集団移転で、市内及び市外へと新しい生活を始めています。しかし、菊地市長は相野釜地区を補助金対象から外しません。今後も続けると答弁しました。

 空港の発展は岩沼市の発展だ、などと答弁にあったがこの周辺地域にのみに補助金が支払われているのです。周辺から離れたところに居ながら、隣近所の方にその恩恵は全くありません。

 補助金を継続すると答弁した市長、明日は定例会最終日。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする