すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

片手落ちの市道作るの

2017年06月19日 | 日記
 6月定例会の一般質問は今日から始まり、私は最後4人目でしたが不満の残る終わり方でした。テーマは『市道朝日2号線拡幅について』『亘理地区行政事務組合との広域連携について』でした。

 1問目の市道朝日2号線の拡幅が、今質問のメインテーマでした。県営の圃場整備で道路幅を確保し、市道の整備を行うことは社会資本の整備上、税金の有効活用になります。だが、市は残念なことに片手落ちの市道を作りそうだ。



 現況の道路は2,7mの狭い田んぼ道で『市道』と言える立派な道路ではありません。車一台がやっと通れる広さで、車とすれ違う通行人はあぜ道で待っている状況です。そんな状況でも通行量は最大で30分に80台以上(自身調査による)もありました。

 岩沼市の駅西側団地から仙台方面に向けて近道となるこの道路は、今から10年以前に3町内会長の連名で拡幅の要望書が出されていました。その後もう一つ大きな団地が造成され地域の人口は増え、交通量も増えています。

 この道路のことで昨年の2月定例会に一般質問した際、道路部5,5m(片側2,75m)・歩道部2,5mの8m道路になると市は答弁していた。起点終点の道路がそうなると信じていたが、今日の質問で最後の橋だけは4mのままと判明しました。

 設計を今年度から始め、平成31年度に軟弱地盤に道路を造る工法として、プレロード工法を採用するそうです。プレロード工法とは道路部に高く土を盛って、地盤沈下が収まるまで通行止めは避けられそうにありません。

 今日の一般質問で橋を更新しない理由を聞いたが、安全性によるとの答弁です。これっておかしいと思いませんか。道路が500mも相互通行なのに、橋は狭いので交互通行です。朝夕のラッシュ時など安全性はどこに保てているのでしょうか。

 道路の南側に存在する大きな団地群の住人は道路を通ることを想定していないので、通ってほしくないような答弁もされた。この道路は北側にある集落の地域道路として考えているようです。

 道路は高速道路みたいに制限があるもの以外、誰が通っても自由ではありませんか。これが住みよいまちの利便性に繋がるのだと思います。岩沼市長や執行部は500mも道路を広くし、終点部の橋だけ狭い道路であることが当たり前のようです。

 市はこの道路を作った後に、地元から要望があれば対応を考えたいと答弁された。道路作って通行止めにするのだからついでに橋も作れば余分なお金はかかりません。後でやる方がもっとお金がかかるのに、片手落ちの道路作って何がうれしいのか理解に苦しむばかりでした。

 市長は検討すると言ったが、、、この地区に住んでないから通らんもんな。

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