今日体育の日は、大学生の3大駅伝と言われる『出雲駅伝』がありました。私が学生時代に大会はありませんでしたが、今回で25回という歴史のある大会です。一区から駒澤大学がトップでタスキをつなぎゴールし、3区の宮城・明成高校出身・村山謙太選手は区間新記録を樹立で、3大駅伝の初戦を制しました。
残り2つは箱根駅伝と学生時代に走った伊勢路の全日本大学駅伝です。この大会に私は3回走りましたが、全日本大学駅伝は当初(私が参加していたころ)1月下旬頃に開催されていました。箱根駅伝が終わったばかりの関東勢にはきついという理由からか、現在は11月上旬頃に行われているようです。
さて、今日のブログの議題に入りますが、先日行われた議会報告会での件です。メインテーマは『議会基本条例見直し』でしたが、市民からの指摘で判明したことがありました。
それは9月議会に賛成多数で(9/25)可決した『政務活動費の廃止』議案についてでした。岩沼市議会は9月議会で最高規範となる議会基本条例にそむく政務活動費の廃止だけを決めてしまいました。
一方、『岩沼市議会基本条例』には政務活動費の項目を、廃止せずに改正案を市民に示しました。それどころか見直し検討委員長の松田議員自ら、政務活動費廃止の議案に加わっているのです。
今回の見直しはパブリックコメント(市民公募)で市民からのご意見を、9月7日から10月6日までいただきながら改正するものでした。この期間中にご意見をいただいた件数は2件だそうです。
政務活動費廃止議案は、議長を2期も務めた沼田元議長が提案したものです。普段私達の会派には『判らなかったでは、済まない』などと発言されていますが、どのように説明し改正していくのでしょうか。
岩沼市議会は基本条例改正に市民からコメントをいただきました。議会報告会でご指摘があり政務活動費を廃止した議案は、基本条例に反することが判明しました。そのことを受け議会は再度パブリックコメントを実施し、条例を作るべきだと考えています。
事実に基づかない発言より、事実に基いた条例を。