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国王に収賄容疑をかけられた『アマ執政』が、土曜の朝早くから『夢屋国王』を呼びに来ました。
確かに『夢屋王国』内の国勢調査を命じたのではありますが、土曜日の朝くらいゆっくりと寝させて欲しいところであります。
「国王!ギシギシの新葉をご覧ください。」(アマ執政)
「何じゃいこりゃ~!!! 葉先が真っ黒じゃないか?」(夢屋国王)
と言うか、記念すべき『夢屋王国・国勢調査第1号』なのだから、婦女子にも好まれるような綺麗な「アゲハ」とか、嫌われない程度の「アリさん」とかにしておけば良いものを、「アブラムシ」ですか~?これで、この企画も第1回でつまづいてしまいそうです^^;
折角、『アマ執政』が調査報告したものであるから、国王もズームアップしてみました。おそらく「ギシギシアブラムシ」と思われます。これに似た形状の「マメクロアブラムシ」というアブラムシもいるようで、同定する時は「触覚」の辺りで見当をつけるらしいのですが、触覚の先端が白色なのでほぼ間違いないでしょう^^;
「アマ執政よ・・・国勢調査の初回なのだから、もう少し美しい者は居ないのかね?」(夢屋国王)
「殿!! 太腿ムッチリの美形が居りまする~!!腿赤油虫はいかがでしょうか?」(アマ執政)
「あのねぇ~^^; 決して嫌いじゃないけれど・・・そういった意味ではなくて・・・。ましてや、腿赤油虫ではなくて、桃赤アブラムシが正しいと思うのですが・・・。」(夢屋国王)
偶然なのですが、野ばらの枝先に寄生した「モモアカアブラムシ」の出産シーンに遭遇できました。アブラムシは卵を産み付けるのではなく、卵胎生の昆虫なんですねぇ・・・。朝からウンチクを垂れる国王に『アマ執政』も呆れ顔・・・。ウンチクを垂れたついでに、「モモアカアブラムシ」の有翅型をご披露しながら、明日のお題は「い」。『アマ執政』の額には、冷やりとした汗が・・・。
ところで、カエルに額ってありましたっけ?
No.002 ギシギシアブラムシ(Aphis rumicis) 昆虫綱半翅目アブラムシ科
寄生植物の範囲が狭く、農作物への被害は無さそう。アブラムシを見つけたら直ぐ殺虫剤を撒かなきゃ・・・!と思い込んでいる貴女!見た目の気持ち悪さで判断してはいけません。でも、キモイものはキモイ・・・ハイ、そのとおりです^^;
No.003 モモアカアブラムシ(Myzus persicae) 昆虫綱半翅目アブラムシ科
寄生植物の範囲が広く、果樹や花卉・野菜と農作物に被害を与える。吸汁後の病気の発生やウイルス病の媒体として、嫌われるのだが・・・。
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