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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

活きたお勉強^^;

2025-03-25 07:21:07 | 巡礼

「力点」まで150㎝あるから…

 『おやじぃ』ひとりの力ではビクともしない側溝蓋だから、凡そ100kgほどあるに違いない。この冬にトラクターショベルで除雪して、少々ズレてしまったのであります。(やっぱり、トラクターの威力は桁違いでありますなぁ^^;)さて、どうやって元に戻そう?トラクターでズレたのだから、ロープ掛けして引っ張る。父子二人掛かりで押す。色々方法はありそうですが、『おやじぃ』は「てこ」の原理で動かすことにした。支点から作用点まで約50cm、作用点から力点まで約150㎝の稲杭だから、およそ30kgほどの力で移動するはずである。(誰もそんなことは考えない。せいぜい、てこを使おう…動かなければ、二本棒を差し込んで…程度でしょうなぁ^^;)そして、実際に動いた。
 どうやら、学習要領では、小学6年生の理科で「てこの規則性」という単元を学び、これが中学校科学の第一分野で「力学的エネルギー」という学習につながっていくらしい。知識として学ぶ「支点」と「作用点」は、作業目的によって入れ替わるのよ…知識なんざぁ詰め込んだって、使わなければただの『重荷』だわね。その知識が必要な『業界』ならまだしも、実社会では「使えるか」「使えないか」が重要だと思う『おやじぃ』であります(笑)


あ~あ、また邪魔しに来ましたよ^^;

 さて、そろそろ「雪囲い」を外してもよろしいかと。仕事に汗を流す『おやじぃ』を尻目に、今日は道路でゴロゴロ、お隣の親爺が居ても逃げないで眺めているから、どうも仕事ぶりに興味が湧いたようであります。そうそう、『おやじぃ』が子どもの頃は、大人たちの仕事ぶりや所作を見て、真似て遊びに取り入れて学んだものである。道路に投げ出した「なわ(縄)」も使い方次第では「わな(罠)」にもなる…輪っかをこさえて引っ掛けてやるかね。仕事に飽きると、直ぐに悪い「遊び」を思いつく。こうして考えてみると「遊び」と「弱い者(モノ)イジメ」は対になっていたような気がする。「イジメ」を良しとはしませんけれどね、拙い技量で相手を引っ掛けるために、あれやこれやと「悪知恵」を駆使したような気もしますが…。


というと「生物」は役に立つ?

 はてさて、マメ科の花は「蝶形花」と呼ぶらしい。花弁が5枚、雄ずい(おしべ)、雌ずい(めしべ)があって、5枚のがくから成り立っている…中学校第二分野の教科書にも出てくるようではある。憶えたところで役にも立たず、中間テストに出たとしても受験の科学には出題されないと思う。知っていたとしても「ほほう!物知りですなぁ。」なんて、褒め言葉か余りのマニアックさを嘲笑する言葉か判然としない賞賛をウケることは違いないだろうけれどね。(育種、品種改良には少々役立つかも知れない^^;)ピンセットで一枚々々つまんで、観察するなんざぁ、変わり者か「落ちこぼれ」の烙印を押されそうでありますけれどね…。


今朝は「茶色一色」のご飯である(笑)

 はて、こうしてみると『活きたお勉強』って何なんでしょうねぇ?今回は『おやじぃ』が得意だった「科学」についてのお話でしたが、美術や音楽もありますからねぇ…。音楽の成績が悪くたって、年頃になれば「ミュージック」に親しむし、手先が不器用でも楽器を駆使して、バンドを組んだりしますからねぇ…「お勉強」以上に、熱心に練習に励むから(笑)
 ああ、高等学校の授業料無償化…学びたい者が貧富の差で「夢」を諦めるようなことがあってはならない。『屁理屈』は分からなくもないのですが、高所得者の子弟まで無償化する必要があるのかねぇ?何でも一律が「平等」であるとどこか勘違いしていないだろうか?「お勉強」が活かせる子どもは活かせる仕事に就けば良し、「お勉強」が苦手でも実社会に出たら「お勉強」が役に立ったと思える環境に…現役を引退してみたら感じる「お勉強」の在り方。それでなくとも、「生きて行くためのお勉強」の日々であると思う今日この頃、受験勉強という記憶力の世界だけでは解決できない日本になっているはずなんですけれどねぇ(笑)

コメント
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