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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

花一輪、一輪と『銭の花』

2025-03-19 08:00:40 | 巡礼

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ (服部嵐雪)

 昨年は、紅梅が咲いていたような気がする。東京では丁度、大学二次試験の頃(2月上旬)には咲いていた記憶でありますが、オラが在所は今日も雪^^; ハウスの中では、まずブロッコリーの花が咲き(花蕾を食べる野菜だから当然だわねぇ。)次に、収穫したハクサイの脇芽から出た花が咲き、株の細いクキタチ菜(アブラナ)が花茎を伸ばして花を咲かせました。(生育条件が悪いと、栄養成長ではなく生殖成長を早めるようである^^;)そして、収穫したキャベツの脇芽から伸びたキャベツの花茎から一輪花が咲きそうでありますよ。恥ずかしながら、『おやじぃ』がキャベツの花を見たのは学生時代にお世話になった試験場の畑でした。田舎では、収穫するとさっさと根を掘り起こしてしまうから、花を咲かせたところを見たことがなかったのでありますよ。そうそう、昨日、FBのお友だち紹介欄を見ていたら、学生時代の寮で同室だった一個下のF君が居た…メッセージを送ったら、即、返信してくれましてね、彼も農水省を退職し、今は別会社に再就職しているようでありますよ。懐かしいなぁ…『おやじぃ』が勝手に思っているだけだけれどね^^;


次は「ダイコン」の花ですかねぇ…

 同じアブラナ科の作物でも、ダイコンだけは白い花を咲かせる。(保存食に土に埋けたダイコンだから、花を咲かせてはいけないのだけれど…まぁ、いいか^^;)松尾芭蕉のお弟子さんである「服部嵐雪」が、梅の花一輪、一輪に暖かさを感じたように、『おやじぃ』は野菜の花に春を感じ、いつか『銭の花』が咲くことを願っている。そうそう、「花登筐」原作のドラマ「細うで繁盛記」では、「銭の花の色は清らかに白い。」と解説されているから、『銭の花』を咲かせるには、ダイコンを大量に植えるに限るのかも知れない。(んなことあるかい^^;)そして、「銭の花のつぼみは、血がにじんだように赤く、その香りは汗の臭いがする。」んだそうな…そんな汗臭い野菜は売れないのである(笑)


ポット育苗で1ヶ月、直播で1週間ほど早いから…

 はてさて、販売量にもよりますが、「切れ目」なくコマツナを出荷するためには、定植の1週間ほど前にポット播種すると、良い塩梅のサイクルが出来上がりそうである。直播では、発芽や生育にバラつきが出てしまうので、少々材料費が掛かってもポット育苗し、充実した苗から定植していく方が収穫適期が揃いそうでありますよ。(どうじゃ、今年の成果じゃ^^;)本当は、力を入れたいホウレンソウはというと、コマツナ以上に発芽率と成長のバラつきがあり、成長も遅いようであります。あとは、積算温度を記録すれば『おやじぃ流野菜工場』の出来上がり…水耕栽培するための設備投資資金なんて無いし、ホウレンソウとコマツナでは回収できないわなぁ(笑)

今日の反省は「焼きそば」で…

 はてさて、昨日は『オラだの農協』きゅうり部会の品種・栽培説明会でした。初めは長男『ポン太郎くん』だけを出席させるつもりでしたが、同じ場所でアルバイト仕事の申請事務があったので『おやじぃ』も同席してみた…「バカ野郎!寝てんじゃねぇよ!」(と、思った通りである^^;)一度、東大卒の国交省新人君とご一緒したことがあるけれど、上司のガイダンス中、彼はしっかり居眠りしておりましたが、要所々々だけはしっかり押さえておりましたよ。『ポン太郎くん』にそれだけの能力があれば怒りもしないけれど、彼の場合は『爆睡』であり、『おやじぃ』がココだと思う栽培のポイント場所に限って寝ている始末でありますよ。これじゃ~失敗は続くわなぁ(笑)
 誰が教育したんだ?オッカーだわなぁ^^; 今年65歳になる『おやじぃ』が勉強し直して、再度講釈しなきゃ~いかんのかい?彼は十分に汗の臭いが染みつくような夏の作業に従事しているのだけれど、「智」のにじむような「勉強」をしないのよ…たまには、脳みそに「汗」をかかせないといけないかねぇ(笑)
 

コメント
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