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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

希望の轍…どこへ向かう?

2025-06-09 06:24:17 | 巡礼

やっぱり色が違うねぇ…追いつくから^^;

 相方『チャオちゃん』の田んぼの葉色は、お隣の『善助さん』ちの田んぼに比べ色が薄いねぇ…一端の稲作農家のような物言いである^^; 一方「おやじぃ」の田んぼは、少々色は薄いけれど、少々持ち直して来たような気がしますから、もう直に追いつくでしょう。むしろ、毎年悩まされている「ヒエ」に今年も悩まされそうであります。専用の除草剤「クリンチャー」を被害が出そうな一枚に重点的に散布してみようかと思っております。(去年は、約1週間、朝仕事で田んぼの中に入り、手で掻いたのでありますから…)
 こうして水見もしない『チャオちゃん』の代わりに、田んぼに水を向け、田んぼの様子を確認しながら、遅れた畑仕事をこなしておりますが、今朝は集落の花植え作業…総会で議題(要望)に上った桜の枝(電線に覆い被さっている)を、よせばいいのに2連梯子を架けて切り落とす。歳を重ねたのだから、こうした作業は若い衆に…って、若者が居ないのだもの(笑) 業者さんに依頼すればお金もかかるし、仕方なく『おバカ』と「煙」は高い所が好きとばかりに、昇って切り落とす。(何とか事故無く、『昔の消防団員』は要望に応えましたよ^^;)


さて、畑作業開始…

 お隣の『Oさん』の畑とは、これまた色が違う^^;(まだ、湿っているというだけの違いですけれどね。)『Oさん』は、おそらく「秘伝豆(晩生種)」を蒔いたに違いない。さて、『おやじぃ』は何を植えようか?耕運してから迷っております…というのも、近くにはキジのご夫妻が闊歩し、近くの木にはドバトが巣を架けている。タヌキ、ノウサギの気配もあるetc.…昨年は、ジャガイモと枝豆を植えて、秋に山形青菜を作付けしたのでありますが、豆の種子を直接蒔いて発芽を待っていると、芽が出た途端にキジが掘り返し、散々な結果となってしまいましたよ。今年は、芽出しして、苗を植えてみたのでありますが結果は如何に?


夕刻、定植しましたが、まだ一列である^^;

 これでは効率が悪過ぎる…それでも掘り返されて失せてしまうよりはまだマシである…お金持ちに成れない原因はこんなところにもある(笑)
 そうそう、『おやじぃ』の携帯電話が壊れてしまった…電話すると相手の声は聞こえるけれど、『おやじぃ』の声が聞こえないらしい。(恐らく、『おやじぃ』の声が聞きたくなくてマイクが壊れたのでは…前回と同じ故障であります。)このお金の無い時に限って、こうしてお金が飛んでいく出来事が起こってしまうのである。ショップのオネエさんが、高齢者に優しく説明してくれて、データ復旧もお願いして…帰り道、豆を蒔こうか、ジャガイモを植える場所を耕運しようか?などと考え事をしながら運転していたものだから、「一時停止違反!ウゥゥ~♪高畠交番です。左に寄って停車してください。」だって…「あのT字路に一時停止の標識があるのをご存じでしたか?」「はい、ご存じでした。」ああ、『貧乏神』が、こっそりと後をつけて来たことに全く気付かなかった↓ 反則金7,000円…「16日まで銀行か郵便局で払ってください。振り込まれないと山形〇✕まで出頭していただくことになります。」「ハイ、分かりました。オラ、お巡りさんに噛みつかないからエライでしょう^^;」などと悔し紛れの冗談で…情けない(涙)


友人『ノロ社長』の奢り…その訳は?

 ああ、そんなこんながあって、枝豆(湯上がり娘)の苗を植えていた訳ですよ^^; 7,000円の反則金を払うのに、一体何袋の枝豆を売らなきゃいかんのかね?手数料込みで400円で売って20袋なぁ…くそ~憶えて置けよ、と植えながら捨て台詞を吐いておりますよ。やっと植え終えたと思ったところに友人『ノロ社長』から、久しぶりの晩酌会のご案内…幼馴染みの『T君』が、美味しいウイスキーを差し入れてくれたから飲みに来いだって^^;(お酒はジョニ黒だった。)友人『ノロ社長』は、最近、足が動かないと嘆いている…どうやら貧乏して、大好きなウイスキーを安物の焼酎に切り替えてから足が動かなくなったと、この数か月を振り返っておりますよ。(ホントかね?チミの足が動かないのは仕事が切れて、ブラブラしているところにある…などと、心の中で悪口を言っておりますが^^;)
 ああ、それぞれが「高齢者」の仲間入りである。世が世なれば、年金暮らしで豊かな余生をなんて思いを描いていたはずである…「希望の轍(曲)」は、1990年の映画「稲村ジェーン」の挿入歌のひとつであります。若い頃に夢を追いかけて振り返れば「轍」が出来上がっている…今あるのは、豆を植えた後の『おやじぃ』の足跡だけかい(笑) それぞれが歳を重ね、それぞれの若かりし頃を振り返る…まだまだ「希望」はあるはずである。残り少ないけれどね(笑)


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