何が可哀そうなのか？

可哀そうという言葉は同情だ。
本当に可哀そうなのか？　それとも
相手が、その言葉を望むから無難に
発しているのか？　その辺は詮索
しなければ分からないけれど・・・

不幸だと思われる事柄が起こると
可哀そうという言葉が、つい
口をついて出ることもある。
そして、可哀そうだと思う基準も
人によって異なってくるし。
受け入れる事も、その人の力だ。

最近では子供が欲しいと言われて
離婚した女性に可哀そうが多数派
意見になっているけれど、結婚した
時点で男性が２０歳以上も若く
かつ男性が２０代前半であれば
当然歳月を経れば考えが変わる。

その可能性が高いのは分かり切って
いるだろうし、子供が産めない
年齢の女性に向かって言う言葉
かと言えば、人の心は移ろうし。
他にも残酷な出来事は一杯ある。

例えば結婚する時に、式場で
よく聞く言葉は「苦楽を共にする」
という内容であるが、超ハッピーな
状態で苦しい時の想像はできない。
まして、結婚生活は、いい事しか
起こらないような感覚で決める。

他に好きな人が出来たから離婚
したいという言葉も最初から
結婚後に好きな人が出来ても
別れるか、どうかの話し合いを
しないのが普通だから、泥沼になる。

子供が産めるか、どうかよりも
もっと日常的に多い離婚の原因に
おかしいと思わないのだろうか？
結婚するとは他の人と深い関係を
持たない道徳的な立場で生活できる。
それが無理な人は結婚しない方がいい。

世の中は狭いようで広いし。
たった１人の人を求めているのに
他に目移りしない方が不思議だ。
異性問題や浪費家、ギャンブル好き
これらは結婚しても治らない。

知り合いが多いは自慢？

あなたは知り合いが多い方？
それともあまり人付き合いは
しないタイプだろうか？
知り合いが多い事を自慢する。
そんな人は結構いるだろう。

どの程度の知り合いなのか
分からないが、先方も自分の事を
同じように認識しているのか
それは本人しか分からない。

日常的に出会う人が多い職業や
人が集まる所に出掛ける行動派
であれば、イチイチすべての人を
覚えているとは限らないから。

それに人は自分にとって重要か
どうかという点で記憶に留まる
度合いが変わってくるし、相手に
対して興味や関心が高ければ
後々の印象も違ってくるのは当然だ。

自分が相手の中で、その他大勢に
分類されてしまえば関心はない。
或は、希薄な所に追いやられて
しまっていれば、歳月が立てば
覚えていないという項目に入る。

何事も数が多いからいいとは
限らないのに、その所を理解
するには、ある程度の経験や
年月が掛かるかもしれないけど・・・

声をかければ、すぐに応えてくれる
関係であれば、ある程度の期待は
できるが、必ずしも自分にとって
オールマイティーな存在ではない。
暇な時、都合の良い時だけ会うのは
単に、それだけの関係だから。

今は何をするにも、媒体があり
簡単にある程度は人を集めたり
知り合いでなくても、同じ興味を
持っていれば不特定多数の人と
出会う機会が非常に高くなっている。

だからこそ、相手がどういう人間
なのか、分からないのに無防備に
会うと取り返しがつかない事も起こる。
警戒心を持たない人は自分に落ち度が
あると言われても仕方ない言動だ。

本当にキレイ好き？

キレイ好きを自称している人、
結構、あなたの周囲に居るのでは
ないだろうか？　家を見て欲しい。
是非、遊びに来て頂戴と何度も
必用に繰り返して言う人達だ。

他人の家に行く。見に行く事を
趣味にしている人種も存在する。
だけど、別に行きたいと思わない
人も居るし、特別に仲がよい
訳でもなく、更に用事もないのに
わざわざ人の家を訪ねるのも・・・

人との関係を濃密にしたい人と
そうでない人がいる事も全く
分からない人と付き合うのは
結構、面倒な事が増えてくる。

本当にキレイ好きで、誰もが
見てみたいと思わせる邸宅に
住んでいる人は、ごく少数だ。
後はどうでもいい、ありふれた
家だけど自分のマイホーム
という語感に酔っているだけ。

辺鄙な場所まで行く気がしない。
相手に、そんな事も言えないし。
財力があれば僻地に家を建てない。
それが都心のタワーマンション
でも、そこに住みたければ
関心が高いかもしれないが・・・

しかし、キレイ好きと言っても
本当に自分が毎日家の隅々まで
ピカピカにしているのかと言えば
疑問だらけ、まして家政婦や他人に
よって保たれている所も多い。

本当にキレイ好きな人は少ない。
ある時期だけしている。例えば
家族に自分が、これほどしている
と誇示する為に行い、家族が離れて
一人暮らしになると、ずぼらに
変身する人物も知っている。

或は、家の査定価格を少しでも
高くする為にキレイにしている。
一生住む家なら、しないのかも・・・
家事労働は誰でもできるし
遣り甲斐を感じる分野でもない。

そんなにキレイ好きなら豪邸の
住み込みのお手伝いをすれば
稼げるし、いいかもしれない。

育ちが露出する部分

普段は余り気にしていなくても
ちょっとした瞬間に感じる事がある。
相手と話をしている時、一緒に
行動をした時に感じる違和感だ。
育ちが違う。やっぱり露出した。

いくら上辺を飾っていたとしても
とっさの時に普段の言葉遣いや
言動が表れてくる瞬間を本人は
全然気づいていないけど・・・
失言だと思ったら態度に出るから。

正確に言えば言葉遣いも含めて
使う単語が育ちを明確に表している。
例えば「便所」という表現をする。
その人は明らかに育ちが良くない。

昔は便所という表記があった所も
存在したが、今時どこに行っても
トイレ、お手洗い、ＷＣという
案内表示や絵が描かれている。

それ以外にも、両親の事を
「おとん、おかん」と呼ぶ人。
昔は長屋に住んでいた人間が
使う言葉と認識されていた。

他にも女性で男性が使う単語を
平気で日常的に使う相手に嫌悪を
感じたとしても不思議はない。
お尻の事を「ケツ」と言う女だ。
続いて、「ババア」も会話の中に
出で来るし、育ちの悪さを感じる。

そういう相手と知り合いだと
思われたくない認識が強くなる。
だから、必然的に、こちらから
話しかける言動は止めるべきだ。

そして、最初から分かっていたが
安物の服や家ではジャージ姿で
誰が来たとしても対応するという。
普段着がジャージの人は富裕層に
絶対に存在しないし、そんな
格好でゴミ出しをすれば顰蹙だ。

ステイタスを重視する層は
自分と同じランクしか付き合わない。
合わせていたとしても合わない
人とは、関わりたくないと思う。

何を節約するか ?

お金が唸るほどあれば別だけど
大抵の人は自由に使える金額が
決まっており、節約する事が
日常的に行われているだろう。

本当は節約とケチは全く違う。
しかし、多くの人は何故、節約を
していると聞けばケチだと感じる
のかと言うと、しみったれた
印象を持つからに違いない。

「えっー！　そんな事するの？」
「それって、節約じゃなくてケチ！」
そんな風に思う場合があるからだ。

人によって物に対する価値観は
全然違うし、必要だと思うもの
お金を費やしてもよいと思う品が違う。
だから、当然必要だと思う部分で
ケチったり、必要ないものに
お金を消費して、お金がないと嘆く。

見栄の付き合いや張り合いは
滑稽であり、得てして無駄な事だ。
収入の多い家は、それだけ消費欲が
高くなる傾向が強く、限られた
収入しか得られない場合は支出の
方が増えて追いつかない赤字だ。

銀行の通帳で赤字を見た事がない
人間にとって、長蛇の列になっている
キャッシュコーナーで通帳を開けて
待っている人間の赤字に驚く。
残高がない。つまり給料が入るまで
赤字が続いている家計な訳だ。

それを別に恥ずかしいと思わずに
皆に見えるように持つ方もビックリ
だけど、借金を申し込まれるよりマシ。
浪費家の人は圧倒的に無駄なものを
大量に買う習慣を持っている。

本人がその自覚を持たない限り
消費は減らないし、節約する
人間が家族にいたとしても
全体で見れば何の効果も持たない。

一人暮らしであれば全責任は
自分にあるが、家族が多ければ
個々の人間の考え方、価値観を
変える事は難しいし、協力体制が
なければ改善するのも至難の業だ。