物事の進め方

物事の進め方は立場や状況に
よって異なってくるものだ。
相手がある場合に、自分の方が
力関係で上なのか、下なのか？
押せる立場か引かざるを得ないか？

具体的には自分でシナリオを
組み立てられる能力がなければ
どうしても、特筆すべき実力の
持ち主とは、到底言えないから。

つまり、人の指示に従わなければ
全く何もできない、金太郎アメ。
それでは、独自の発想や視点で
物事を捉えて進められない。

自分の優位や不利ではない
状況を作り出したいという
点ばかり考えていると、偏った
発言になっていくばかりで
相手は興ざめするか、それでは
話にならないと打ち切るだろう。

ある程度の展開や予想を立てて
自分なりにシミュレーションを
事前に行って置くことも重要だ。
臨機応変に対応できる人であれば
余りにも突飛な話でなければ
上手く相手を納得させる展開になる。

しかしながら、もし相手の方が
自分よりも秀でた頭脳の持ち主
である場合は、通常のやり方では
歯が立たない結果になってしまう。

自分のレベルを上げなければ
頻繁に悔しい思いをするだろう。
どんな事でも、実力の差が如実に
現れた場合に自分の非力を感じる。

相手の嘘や矛盾を突いて、指摘する
展開になれば、先方がそれを
認めるか、否かという人間性まで
面白いほど分かってしまう。

言葉の端々から、表情や態度から
人は無意識に反応しており、
見破る能力があれば、弱点を突く。
理想的な進め方ができる人は
餅を描いて交渉するのが得意だ。