特権階級 & 庶民の常識

世の中は大多数の庶民と特権階級
と呼ばれる権力や財力、知力の
高い人間がおり、その常識は
驚くほど異なってくるのが現実だ。

自分が庶民として生まれて成長
すれば、大多数の物の考え方を
常識として過ごすことになる。
それは、自分では選べないが・・・

しかし、もし自分が世間で言われる
特権階級の家庭で生まれ育つと
世間とはかけ離れた常識が家の中で
支配されて動いている事を認識する
機会が訪れるか、全く気付かない
状態で一生を過ごす場合も起こる。

そして、殆どの特権階級は自分と
同じレベルとしか付き合わない
傾向が圧倒的に高くなっている。
つまり、一般的な物の考え方
常識から逸脱した生活で動くのだ。

全く話をせずに初対面の人が
どんな人なのか、ある程度は
読み取る力があれば分かる。
それは外見や顔の表情、仕草
目つき等の態度から判断できる。

財力を知るには持ち物、服装
で大よその所は推測できる。
住んでいる場所を含めた住居
敷地の面積や付属の車を見れば
詳細は明らかになってくる。

必ずしも特権階級の人間が
秀でており、素晴らしいと
言える訳でもなく、踏み込んだ
付き合いをすれば、偏った常識を
必ず感じるのは間違いない。

数が多いから支持される多数決
という原理を覆すだけのものを
特権階級は持っており、得てして
傲慢な部分を表に出すか、隠して
おり、普段は見せないようにする。

どんな場合でも、自分と同じ
レベルの人間は必然的に似通った
価値観や物事の捉え方をしている。
特権階級の人間で、あらゆる種類の
人と付き合えば、両面の常識に
長けており、人を動かす能力が高い。