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若さと引き換え

2018-01-26 09:03:47 | Weblog
人生80年と言われているが
自分が何歳まで生きるか
死ぬ時にしか分からない。
統計や平均値を出すのが
世の中は大好きなのかも・・・

生まれた時から何ヶ月で
ハイハイが出来るとか
つかまり立ち、オムツ離れ
まで、何でも平均では
という単語を使っている。

学校に上がれば勉強は平均点
偏差値で、すべて判断される。
学業から解放され社会人に
なっても、出世の役職や
平均年収という数値化は
ごく当然の事になっている。

若いと人が判断する期間は
人生の中で微妙であり短い。
中年の人を捉まえて若いと
発言する老人も多いからだ。

しかし、一般的に中年は若い
という形容から外れている。
若さは限られた時間の間だけ
存在しており、たとえ整形で
見かけを若作りしても、身体
自体は年齢相応に傷んでいる。

魔法のように消えてしまう
若さから、ある日、ある時を
境にして、自分は若くない
という自覚と他人の扱いを
受けて疎外感を持つ人も居る。

年齢を経た人達は若さ以外の
何を得て生きているのか
考えた事は、あるだろうか?
自らが何かに打ち込んで
生きていれば、人よりも
優れた点を持つ事ができる。

しかし、特別に何もせず、
その日を生きてきたら
ただ単に年を取っただけ。
中身の詰まっていない状態に
なってしまうが、それを
人は口に出さないだけだ。

若さと引き換えに別のものを
手に入れた人は年を経ても
はたから見れば輝いている。
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