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お酢の話

2010-03-20 05:33:11 | Weblog
お酢は調味料の中で
1番古い歴史がある。
紀元前5000年に
メソポタミア南部で
ナツメヤシや干しブドウを
使ってお酢を作っていた。

4~5世紀頃になると
酒造りの技術と共に中国から
日本に伝わってきた。

お酢の工程は、蒸した米に
米こうじと酵母を加えると
発酵してお酒になる。
それをろ過し、種酢を加え
仕込み液を作り、表面に酢酸菌膜を
植え付け、1~2ヵ月ねかせて熟成させる。

お酢には、5つの働きがある。
毎日お酢をとれば内臓脂肪が減り
高めの血圧や血中脂質が低下し
食後の血糖値上昇を穏やかにする
という科学的データがある。

そして、お酢の主成分の酢酸には
カルシウムを体内に
吸収しやすくする働きがあり、
お酢と糖分を一緒にとると
グリコーゲンが効率的に
再補充され、疲労が回復する。

お酢は、素材を軟らかくし
アミノ酸が増加して
おいしさもUPさせる。
生臭い魚にお酢を加えると
臭みが抑えられる。

油っぽい料理に
少量のお酢を加えれば
さっぱりとする。
天ぷらをサクサクに
仕上げるなら小麦粉に
お酢を微量加える。

お酢には、里芋や貝類の
ぬめりをとる効果もある。
アクの強い野菜を酢水で
さらしたり、茹でる時に
お酢を加えると白く仕上がる。

お酢は防腐・静菌効果があり
食べ物をいたみにくくする。
塩を控えて、お酢を加えれば
味がぼやけず、減塩にも役立つ。
食欲がない時、適度の酸味が
食欲を増進させ、唾液の分泌も促される。
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