決断が鈍る時

人生の中で、何度か
決断しなければならない
場面が訪れる。
決断が遅ければ、被害が出たり
莫大な損失を齎す事もある。

決断力がない人は
どんな時にも、自分で
決める事を拒絶したがる。
誰かに決めてもらった
事に従う方が楽だから。

内容が重要な案件から
ごくごく簡単な事柄まで
様々あるだろう。
グズグズしている内に
チャンスを失ってしまう。

決断が早い人は
それだけ正確に物事を
判断する能力に長けている。
もし、決断した事柄が
上手くいかない場合でも
他人に責任転嫁をしない。

しかし、決断力がない人は
指示に従いながらも
不平不満をぶちまける。
「それなら、あなたが
決めればいいじゃない！」
そう言われると押し黙る。

卑怯者は決断できないか、
文句を言う事に生き甲斐を
感じているのだ。
自分が下した決断に
責任が取れない人間は
一人前とは呼べない。

普段は即決できるのに
決断が鈍る場合とは
一体、どんな時だろう？

体調が悪い時、
別の不安や心配事が
頭から離れないとか、
温情関係が生じている
場合も考えられる。

合理的に物事を考える反面、
情というものに
流される人も居る。
私情を挟めば決断や
判断力は、どうしても鈍る。