( 宮城・新澤酒造「伯楽星」 奈良・王寺「KIBUN」にて )
■2011/8/31(水)
早いもので、今年も1年の3分の2が終わりに近づいた。
残り1/3となってしまった2011年か・・・と振り返ると
盃に注がれたお酒のようにも感じる。
三月の大惨事からやがて半年、
その半年は早いのか、遅いのか
毎月末に発表している「私の酒 五傑」
一日も早い復興を願いながら、今月も敢えて続けたいと思う。
▼今年八回目の酒五傑(2011年8月度)の発表である。
※ 前にも書いたが、大吟醸・純米大吟醸 又小盃1杯程度はここには入れない。
一蔵一銘柄
日頃常飲する酒として長く付き合えるもの
春夏秋冬 日本の食事と共に楽しめる日本酒の良さを一人でも多くの人にわかって欲しいと思っている。
評価の基準は、印象度。 (いかにまた飲みたいと思ったかの思いが強い順。)
言葉を変えてみれば、また会いたい人の順 のようなもの
自分としては、いたってシンプルな尺度だと思っている。
※ちなみに先月7月度は
http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/m/201107
▼ 『2011-8月度』
◎ - ◎(宮城)「ひと夏の恋」
〇(奈良)「篠峯」夏吟 〇(岐阜)「醴泉」特別本醸造 〇(奈良)「大倉」備前朝日
(書評)
◎「ひと夏の恋」 究極の食中酒「あたごのまつ」の中の夏酒だが、この「ひと夏の恋」は、食前の方がいい酒かも。 ひとめぼれからこんな美味しい酒ができるんだ。と感心させられた。今年飲んだ夏酒で一番印象に残った。
一番左上の◎が空いているが、実は「伯楽星」と書きかけていた。でも「ひと夏の恋」と共に新澤酒造 一蔵一銘柄は八月ということもあって「ひと夏の恋」にした。
(寅)
昨夜、念願のkibunさんへ5人で行ってきました。
私はいちばんに「ひと夏の恋」を。それから「義侠」も「伯楽星」もいただきました。みんなでおそらく全種、味わったのではないかと思います^^;
「ひと夏の恋」はネーミングにピッタリの、甘さの感じられる味わいでしたね。
いいお店ですね。みんなすっかり気に入り、行きつけのお店の1つになりそうな勢いです。
寅さんのおかげです。ありがとうございました。ブログアップするつもりですが、まずは師匠にご報告まで。
わざわざご報告ありがとうございます。
大挙五人もの大人数で行かれたのなら さぞかしお店の方も賑わって、てんてこまいしてたのではありませんか?
五人の方が、それぞれ好みの日本酒を注文された「日本酒ナイト」にお店のお兄さんとお母さんも喜ばれたことでしょうね。
奈良県以外の日本酒にも目を向けてみるきっかけになれるお店だと思います。
なかなかあれだけの品揃え且つ値段が高くならないような価格設定は、日本酒がわかる人にとってありがたい店です。
焼き鳥も小ぶりながら美味しいし。 ただひとつだけ私が残念に思うのは、冬場に「おでん」をやらないということだけでしょうか。
物集女さんには、おでんってなかったのかな~?
これからの季節、日本酒の神髄は「燗」。 そして燗と来れば「おでん」なんですけどね。
(寅)