
( 伊集院 静の「孤独に学べ」 日本経済新聞 ) 2012/1/9
■2012/1/9 (月) 曇時々晴
「122万人が今日、新たに大人の仲間に加わった」 のだそうだ。
大人って何? 20年生きてりゃ皆大人なのか?
私も感じていたそんな疑問を 伊集院 静が、
「SUNTORYウイスキー 山崎」の今日の新聞広告で
「孤独を学べ。」として書き下ろしていた。
それにしても成人の日の今日、もっとお酒の広告が掲載されると思っていたが、
目にしたのはコレだけだった。
今日くらい 122万人もの飲酒可能人口が増える日なのだから
胸震わすような、酒への誘いの広告を見たかった というのが、私の気持ちだ。
(有名無実化しているんだろうな・・・ 「成人」という定義が)
伊集院 静のこの文章の中で、人生の答えを出すのに不可欠な物を教えてくれている。
そして それと孤独とは、常に隣り合わせだということもメッセージとして伝えていて、
酒はその孤独の友と締めくくっていた。
今日成人を迎えたばかりの若者が、この文章を読んで頷いていたら凄い! と思う。
私などは、成人の日を遠くに見える水平線のように見やって、ようやくこの文章に頷いたのだから
(寅)
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