一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

締めは、大阪一の塩ラーメン

2010年01月10日 11時22分11秒 | 『麺』食い人間なんだよな
( 塩ラーメン 心斎橋「●●●」) 2010/1/8

(あと 少しのつづき)

立ちの後は、不思議とラーメンなど食べたくなるものです。

折角、難波まで出てきたので、少し足をのばして、もう一軒
私の知る秘密のラーメン店に行くことにしました。

心斎橋の路地裏の小さなビルの一階にあるまもなく40年ほどを
迎えようかという「塩ラーメン」の名店。

黄色に赤い文字の電照立て看板。店の暖簾の先には
座席9席のカウンターだけ。 これがいいんです。

近年ラーメン雑誌にも、必ず出てくる、昭和の面影たっとぷりの
超シンプルなスタイル。 
この写真だけで、ラーメン通は「あそこだ!」と店名がわかるはずです。

「本当の塩ラーメンってこれかもしれない・・・」たぶん
ここのラーメンを口にすると誰もが一度は感じることでしょう。

おやじさんの麺のほぐしにゆがきの姿を見ているとそこにはある種の
スタイルがあってまさに職人の仕事です。
こうやって40年近くこの小さな空間を切り盛りしてきたんだ~と
思うと頭が下がる思いがします。

そして目の前に出される 透明なスープの塩ラーメン。
(写真では、少し濁って写っているが、実際は透明に近い)

麺の喉越しとシンプルな味わいが、飲みの後に心地よい。
隣のI君も「いいですね~ この感じ。 とんこつや味噌なら遠慮しようと
思ってましたが、これはスルスルと入ります。」と言って特製ギョーザまで
注文していました。

おやじさんの隙の無い感じから「プログに掲載していいですか?」と許可を
取り損ねてしまい、店名はマスキングです。 
でも大阪で、漢字3文字の塩ラーメンの名店と言えばここしかありませんので
わかると思います。

「開運」に始まり「塩ラーメン」に終わったフライデーの夜
今日は、乗り越ししないようにと古市までは、しっかり眼を
開けてましたが、二上山あたりでウトウト。
4~5分は眠ってしまったようで少し危ないところでした。

何しろ開運を飲んでいるわけですから、最初から乗り過ごしたりしてたら
恰好つきませんよね。

(「今年最初の立ち・フライデー」おしまい)
(寅)




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