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一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

酒(syu)に交われば春になる・・・のさ  【奈良市】4/6

2013年04月08日 21時55分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  五神・酒蔵純米吟醸  「なら泉勇斎」奈良市 )

 

■2013/4/6(土)  (大阪)雨 ~ (奈良)曇

雨足が強くなった大阪・西田辺「PiEDRA」を午後2時半前に出て、暴風雨が接近するこんな日だからこそ 「私が奈良に行くと雨が降らない」ジンクスを敢えて試してみようかと天王寺から電車に乗り、雨の久宝寺~王寺~大和郡山を過ぎJR奈良駅に着いたのが夕方4時頃。 西田辺の雨でまだ濡れている傘を手にし、JR奈良駅前に降り立った。

JRの車内アナウンスは、「強風のため午後3時以降の電車は運転を見合わすこともあります。お早めに帰宅ください。」と何度も私に脅しをかけていた。 そんな凄い嵐が来るのか・・・

さて今日こそ奈良で傘をさしてみるか・・・と奈良駅前に出て来て立ったら拍子抜け

「あれ、雨止んでるやん」 折角、今日は奈良市で傘がさせると思ったのにな 春の嵐なんて本当に来るんかいな・・・  半ば首をかしげながら三条通りを東(東大寺の方角)へ向かった。 

そして右に折れて「もちいどの商店街」に入り、名物コロッケ店のところまで来ると 女性たちの笑い声がそこまで聞こえてきた。まさか~?  でもどうもその発信地は、これから向かおうとしている「なら泉勇斎」からだった。

 

▼雨が止んで風もなかった「なら泉勇斎」 16時過ぎ

 

▼店に入るとなんとカウンターは女性たちに占拠されていた。

会話と笑いで完全なる女子会モード 入り込む余地なし

 

▼私は、傍らのテーブルに退いて、まずはいつも通り

「五神」酒蔵・純米吟醸からスタート

 

▼次も私の定番・倉本酒造の「つげのひむろ」菩提酛と鳥もつ

この酒の持つ強い酸味が独特の甘さを感じさせる

 

 

▼ 日本清酒発祥の寺「正暦寺」さんもご来店

油長(酒造)の山本さんから聞きましてね」 

出来たて鷹長・菩提酛を味わいにいらしていた。

 

もし正暦寺がなかったら現代に清酒は存在しないままだったかも・・・

 

▼この店での私の定番酒「鷹長」純米吟醸 

研ちゃん真面目に仕事(接客)してるやん! 

   

 

▼関東から京都~奈良に訪れた日本酒大好きカップル

瓶の裏面をしっかりチェック 「ほんと露葉風やん!」

 

そして  私が帰ろうとする「もうちょっと居てくださいよ」と研ちゃんに引き止められ

この店で最後の酒は「大名庄屋のにごり酒」 これはちと強い酒!

 

「ブログにかっこよく紹介たのんますね」

研ちゃんにそう言われて店を出ると外はもう真っ暗。 

気づけば3時間近くもここに居たことになる。

もし東京から新幹線に乗っていたら姫路だ。

 

今日は、宮城・埼玉・千葉・茨城・京都・大阪・アメリカ・そして地元奈良

いろんな人たちが、美味しい奈良の日本酒に舌鼓を打っていた。

 

帰りに私はもう一軒「酒商のよりさんの新店舗に寄って帰途につくことにした。

 

▼ 雨も風もなく 嵐の前の静けさのJR奈良駅

 

結局今夜もジンクス通り 手にした傘をさすことなく奈良を後にしたのだった。

爆弾低気圧 何のその  酒(Syu)に交われば 春になるのさ

(寅)