(大分県・久住高原LED花畑 「金川雄策氏撮影」) 2009.11.25
ブログで政治について語るのは本意ではありませんが、久々に書きたく
なってしまいました。
事業仕分けが後半戦に入りましたね。連日、仕分け作業をする議員の
奮闘振りと要領を得ない発言をする官僚たちの姿が、TVのニュース等で
公開されています。
これはこれで、国民の税金がどんなところに有効に使われるか
ということで、政権が変わってからの大変良い側面だと評価できます。
それにしても民間の会社なら(私もそうですが)、次の期の計画書を
提出させられて、一件一件の案件に対し「こんな施策やる必要が
あるのか?」 と説明を求められ、金額を詰められるのに、とても優秀で
あるはずの官僚の説明力の無さには、失望させられるとともに
呆れさえしてしまいます。
彼らに国家ビジョンを委ねっぱなしで、果たして大丈夫なのか!?と。
元県知事の片山氏が言ったように「説明のつかない事業に血税を
使っている」という一言もまんざらハズレていないようにも思います。
今までの政府は、ここに何もメスを入れてこなかったんだ・・・
何にもやってこなかったんだと改めて気づかされた人も多いはずです。
さて、今回の仕分け作業でひときわ目立っているのが、蓮舫議員でしょう。
今から1年ほど前、TVの国会中継を見ていました。自民党政権時代の
国会質問で、質問に立った蓮舫議員の攻勢に現職大臣もタジタジでした。
その時、彼女って凄い論客だと強烈なイメージがつきました。
大臣を相手にそうなのですから 書面を読んでいるような又書いてある
こと以外応えられない官僚などは、中身が無いようにさえ映ってしまいます。
官僚サイドももっと説明能力のある人を出すべきです。
蓮舫は確か1988年のクラリオンガールです。
当時、水着姿のポスターもうっすら思い出してしまいます。
ちなみに1985年が宮崎ますみで、初代は、あのアグネスラムでした。
私は、この蓮舫議員に対して「必殺仕分け人」と勝手に呼んでいます。
その蓮舫議員の仕分けのシーンで、「1番じゃなくて2番・3番だったら
なぜダメなのでしょう?」という問いかけがありました。
私はテレビ画面の蓮舫議員に即応えました。
「科学技術は1番を標榜しないとダメなんです。」と・・・
文系思想で解釈していくばかりが、正しいとは言えません。
科学技術は、先頭になって目標にいち早く達した者が、
以降数年間スタンダードという規格を作れるのです。
要は、誰が一番にスタンダードを手にするかなんです。
南極点に1番に到達したアムンゼンのごとく、悲劇の2番手スコットは
別にしても3番手以降が語られることがないのと似ています。
ノーベル賞受賞の先生方ばかりでなく、一サラリーマンの私でさえ
今回の削減の裁定には、不満です。
環境技術しかり工業技術しかり、常に技術で立国してきたこの国から
その予算を削減することに私は憂(ウレ)いを感じてしまいます。
青色LEDを開発した中村教授が、アメリカに場所を移動したことも
国内での研究開発環境の悪さだと聞きました。
日本の生きる道は、あくまで他の国より一歩先行く技術だと信じて
「蓮舫議員、子供の成績ならいざしらず、科学技術は2番3番じゃ
ダメなんですよ。あくまで1番じゃないと。」
1番を目指す執念があったからこそ 青色LEDが生まれ、それによって
全色表現が可能になり、近年のクリスマスツリーもこの写真のような
花畑も電気を多く消費せず、美しく点灯することができたわけですから・・・
科学技術の明かりは暗くしないで欲しい、そこには日本の未来そして
国民の夢がかかっていると私は思います。
(寅)
ブログで政治について語るのは本意ではありませんが、久々に書きたく
なってしまいました。
事業仕分けが後半戦に入りましたね。連日、仕分け作業をする議員の
奮闘振りと要領を得ない発言をする官僚たちの姿が、TVのニュース等で
公開されています。
これはこれで、国民の税金がどんなところに有効に使われるか
ということで、政権が変わってからの大変良い側面だと評価できます。
それにしても民間の会社なら(私もそうですが)、次の期の計画書を
提出させられて、一件一件の案件に対し「こんな施策やる必要が
あるのか?」 と説明を求められ、金額を詰められるのに、とても優秀で
あるはずの官僚の説明力の無さには、失望させられるとともに
呆れさえしてしまいます。
彼らに国家ビジョンを委ねっぱなしで、果たして大丈夫なのか!?と。
元県知事の片山氏が言ったように「説明のつかない事業に血税を
使っている」という一言もまんざらハズレていないようにも思います。
今までの政府は、ここに何もメスを入れてこなかったんだ・・・
何にもやってこなかったんだと改めて気づかされた人も多いはずです。
さて、今回の仕分け作業でひときわ目立っているのが、蓮舫議員でしょう。
今から1年ほど前、TVの国会中継を見ていました。自民党政権時代の
国会質問で、質問に立った蓮舫議員の攻勢に現職大臣もタジタジでした。
その時、彼女って凄い論客だと強烈なイメージがつきました。
大臣を相手にそうなのですから 書面を読んでいるような又書いてある
こと以外応えられない官僚などは、中身が無いようにさえ映ってしまいます。
官僚サイドももっと説明能力のある人を出すべきです。
蓮舫は確か1988年のクラリオンガールです。
当時、水着姿のポスターもうっすら思い出してしまいます。
ちなみに1985年が宮崎ますみで、初代は、あのアグネスラムでした。
私は、この蓮舫議員に対して「必殺仕分け人」と勝手に呼んでいます。
その蓮舫議員の仕分けのシーンで、「1番じゃなくて2番・3番だったら
なぜダメなのでしょう?」という問いかけがありました。
私はテレビ画面の蓮舫議員に即応えました。
「科学技術は1番を標榜しないとダメなんです。」と・・・
文系思想で解釈していくばかりが、正しいとは言えません。
科学技術は、先頭になって目標にいち早く達した者が、
以降数年間スタンダードという規格を作れるのです。
要は、誰が一番にスタンダードを手にするかなんです。
南極点に1番に到達したアムンゼンのごとく、悲劇の2番手スコットは
別にしても3番手以降が語られることがないのと似ています。
ノーベル賞受賞の先生方ばかりでなく、一サラリーマンの私でさえ
今回の削減の裁定には、不満です。
環境技術しかり工業技術しかり、常に技術で立国してきたこの国から
その予算を削減することに私は憂(ウレ)いを感じてしまいます。
青色LEDを開発した中村教授が、アメリカに場所を移動したことも
国内での研究開発環境の悪さだと聞きました。
日本の生きる道は、あくまで他の国より一歩先行く技術だと信じて
「蓮舫議員、子供の成績ならいざしらず、科学技術は2番3番じゃ
ダメなんですよ。あくまで1番じゃないと。」
1番を目指す執念があったからこそ 青色LEDが生まれ、それによって
全色表現が可能になり、近年のクリスマスツリーもこの写真のような
花畑も電気を多く消費せず、美しく点灯することができたわけですから・・・
科学技術の明かりは暗くしないで欲しい、そこには日本の未来そして
国民の夢がかかっていると私は思います。
(寅)