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一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「半夏生(はんげしょう)」と言えば          「蛸(たこ)」でしょう。 

2009年07月02日 23時59分25秒 | 向こう見ずな「食べ物」?
夏至から11日目の今日は「半夏生(はんげしょう)」でした。

「はんげしょう」と聞くとどうしても「半化粧」という漢字かと
連想してしまいますが、まんざら間違いでもありません。

どくだみの一種 半夏(はんげ)の花の半分が、丁度この時期に白くなって
半分化粧したみたいに見える・・ なんていう俗説があるくらいですから。

でも漢字のとおり「半分夏が生まれる」この方が、正しいのかも。

農家では、この日は野菜を収穫しないとか、食べないのだと聞きます。
そして この日には必ず「たこ」を食べるのだそうです。

たこのしっかり吸い付く足のように、大地に作物が根付くよう豊作を祈って。

私も今日は、菜園の豊作を祈って 蛸(タコ)を戴きました。ビールと。
ビールを片手に蛸(タコ)をつまむとついつい想像力が働いてしまいます。

半分化粧した(女優)田中裕子が、ビール片手に
「蛸が言うのよね~ 蛸が。」というセリフを語るシーン。

これが私がピント来る「はんげしょう」のイメージなんです。
これって、わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないか・・な
(寅)