吉田一氣の熊本霊ライン 神霊界の世界とその源流

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龍神信仰 1 No158

2010-09-19 13:55:20 | 日記
眷属神という存在は神霊界の中でも
現世に近いところに位置するが、
狐 管狐 蛇 竜蛇 龍などが存在する。
これらは現実界の動物からの派生ではない。
従って猫の派生の化け猫とは違うようだ。
この中でも龍となると
日本の国土そのものが龍体であるし、
地球創生に関わるような霊体から
身近な守護霊体までいろんな派生がある。
全貌は分からないのだが
身近な龍の守護霊体については
高級神霊界からの派生の場合もある。
八大龍王とは、天部八部衆である龍衆龍族の王族が
守護霊体である龍をまとった姿である。
龍と敵対する種族として天部迦楼羅族がいるが
こちらは守護霊体である金翅鳥をまとっている。
これらは神霊界と現実世界の狭間に位置する。
しかしながらこの龍の本体は水から発生する生命の根源であり
DNA・RNAのラセンの秘密も龍の秘密に通じている。
そういう訳で龍神信仰といってもピンからキリまである。
明治に興った教派神道は龍神界関与の宗教と言われているが
古神道も含めて龍神界関与の宗教であると言っていいと思う。
縄文時代の信仰もやはり龍神界関与が強いようである。
そういう訳で現世に強い影響力を持つのが龍神なのであるが
大半の人間が煩悩を持ち色欲や性欲や食欲に始まり
金銭や権力にまで心動かされる以上は、
龍神界との接触が魂の成長にとって
好ましいものなのかどうかということについては一考の余地がある。
かといって純粋な宗教による救いには奇跡も不要なはずであるが
目の前の苦痛をそのまま受け入れることが出来るほど一般大衆は強くない。
曹洞宗の開祖である道元禅師は世俗と奇跡を切り捨て
遣明使留学僧でありながら帰国時に無持で
「只管打坐」というの教えだけを持って帰っている。
まさに鬼神龍神を避く強い信仰心である。
只管打坐 断じて行えば鬼神も之を避く
あっぱれな信仰ではあるが、文明には逆行する。
難しいところだと思う。
写真を添付したが
龍神が自分の守護に付くと権力や金銭をもたらし現世利益の効果は強いが、
それに溺れるといつのまにか、セミ茸の如く
自分の御魂を明け渡してしまうことにもなりかねない。

続く


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