<埼玉を歩く> 2015.3 「におい残せよ梅の花」埼玉の梅見
三寒四温の季節になり、春めいた風が吹き始めた。
菅原道真の「東風吹かば におい残せよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」にならい、梅の香りを楽しむことにした。
埼玉の梅を調べたら、川口市に「埼玉県花と緑の振興センター」があり、250本ほどの梅が見ごろだと書かれている。
川口はさほど遠くない。先週の天気のいい日に、車で出かけた。
入園無料の園内には、丘陵地に2000種類以上の樹木が植えられていた。それぞれに樹木名が書かれていて、学習するには便利だが、時期的に花は少なく、葉っぱも冬色で元気がない。
奥の梅林に行ったら、7分8分の梅は少なく、まだつぼみの梅もある。どうやら早すぎたのか?。
もしかすると、梅の樹種はなんと130種もあるそうで、咲く時期がずれているのかも知れない。それぞれに名前が付けられているから、梅の違いを調べたり学んだりするのには向いているが、一斉に咲き誇った梅を楽しむことはできなかった。
物足りなかったので、帰りに大宮第2公園に寄った。入園無料の公園には500本ほどの梅が植えられている。さほど遠くないので、自転車で梅見に来たこともある。
樹種は50種ぐらいだそうで、これからという梅もあったが、多くは7分8分に咲き、ほのかな香りが流れている。
梅祭り中で、陶器市も開かれていて、大勢でにぎわっていた。
やはり樹種を絞って、ある程度、一斉に咲いた方が梅見を楽しめる。
昨日は気温が急上昇、これなら梅も満開になると思い、越生の梅林に出かけた。
車で1時間半ほどの遠出になったが、1000本の梅が迎えてくれた。
梅祭り中で、入園料200円、駐車料400円は妥当かな。
料金を取るだけあって、見応えはあった。園内の手前は2分3分だが、奥は8分9分に咲き誇っていて、香りが漂っている。
長期に楽しめるように、咲く時期の違う梅を植えているのかも知れない。
売店があり、屋台村も出ていて、平日にもかかわらずかなりの人出だった。
車だったので、帰ってから梅を思い出し梅見酒を楽しんだ。
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