先日付近に住む日本人のお友達よりメールがあり、
「紙パックの燈籠流しを予定しているので今度会う時に空の紙パックがあったら持ってきてください」ということでした。
彼女はケルンにある「反核グループ」に続しています。
このグループが設置した「広島・長崎公園」はケルンの日本文化会館と東アジア美術館の側にあります。
この近くに大きな池があるのですが、ここで8月5日の夕べに「燈籠流し」をグループが計画しています。
今年は特に戦後70周年ということで「燈籠流し」で「原爆犠牲者」をしのぶということのようです。
その日はアイルランド旅行に出かけていて参加できないので「紙パック」だけでも用意することにしました。
一応ネットで「紙パックで燈籠作り」を検索したのですが、外側のレイヤーをはがすのは結構難しかったです。
何とか3個だけ作りました。

この紙パックにグループは文字を書いたり、星型に切り抜いたりして中にローソクを入れて燈籠として流すわけです。
日本で「燈籠流し」というと川や海で行われるので燈籠は川の流れや潮流で自然に流れていきますが、
今回は池で流れのないところなので筏のようなものに乗せて引っ張ることにしたのだそうです。
それにこの方法だとあとで廃棄物として回収処理するのも便利です。
お友達のご主人はもともと技術者で色々工夫して以下のような筏を作りました。

そういえば「燈籠流し」とかもう随分していないことに気づきました。
「紙パックの燈籠流し」に参加したかったなぁ。
成功を祈っています。
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