今日の朝日新聞デジタル版で「ギリシャ人は怠け者か」というタイトルの特派員リポートが掲載されていました。
それによるとドイツ人はギリシャ人は怠惰で今回の財政破綻はギリシャ国民によってもたらされたものであり、
これ以上財政援助する必要はないと最大の債権国ドイツの国民は考えているというような記事でした。
それに対する私の個人的な反論です。
「ギリシャ人怠け者」説については確かに昨年これに関する新聞記事を読んだことがあります。
例えば
「バス会社が定刻通りに出勤するバスの運転手に対して報奨金を支払った」とか
「ギリシャでは多くの職業が危険な職種とされており特別手当が支給されるということだ。
トランペットを吹く人も危険な職業従事者ということになるのだそうだ」
ただ今年になってから「ギリシャ人怠け者」の新聞記事は少なくとも私の住む地区の地方紙で見かけたことはありません。
ギリシャに対する財政援助に批判的な意見が多いのは
「財政改革や早期退職制度の改革、公務員改革(一説ではギリシャでは成人4人にひとりが公務員なのだとか)」また
「富裕層への税率を上げること」や「軍事費のカット」といった一連の財政緊縮政策が実行されない限り
財政援助してもまさに「笊だ」というのが理由です。
それに「ユーロ圏」に加入する条件をクリアーするため赤字財政を粉飾したのはギリシャだったことを忘れてはならないでしょう。
アテネ・オリンピックの時に巨大な借り入れをしたことが今回の財政危機を招いたという話を聞いたりすると、
「東京オリンピック」も後で巨大なつけが出ないようにしっかりと財政計画を立てて欲しいと思います。
さて明日から2週間、アイルランド旅行に出かけます。
映画「ライアンの娘」の舞台とか世界遺産「ジャイアンツ・コーズウェー」位しか知りませんが(今回も旅行好きの夫の後を
「金魚の・・・」ようについていきます。)
ネットから拝借した写真2枚掲載します。


ネット環境がどうかわかりませんが、旅行先からブログ・アップできたらよいなぁ
