2年前から書道のお稽古を始めました。
書道教室へは月に一度程度しか行かないので「書道」というよりは昔、学校で習った「お習字」の域を超えていません。
私が書道教室へ通っているということを聞いた友人がNHKのETV特集
「墨に導かれ墨に惑わされ - 美術家・篠田桃紅 102歳」を録画してくれて先日視聴しました。
それで本棚の奥から「その日の墨」というエッセー集を取り出し再読しました。

1983年の発行ですから今から30年以上前の本です。
何故、当時篠田先生のご本を購入しようと思ったかわかりませんが、今読んでも凛とした先生の文章に魅かれます。
これまで先生の作品に目を触れる機会はありませんでしたが、テレビで紹介されていたホテル「コンラッド東京」の
ロビーにある作品をいつか鑑賞したいと思っています。

テレビでは篠田先生の人生に対する、またご自身へのとても厳しい姿勢に襟を正される思いでした。
「墨や書」に対してももう少し真摯に向き合っていけたらとも感じました。
「書道教室」の静謐な時間が好きです。
といってもすぐ皆さんと日本語でおしゃべりに興じてしまい先生に注意されてしまうのですが

最後に私が通っている書道教室の先生の書と絵をご紹介します。
