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気がつけばふるさと離れて34年

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鳥獣戯画展 & 歌舞伎

2015-07-09 15:20:26 | 日記


ドイツの写真ではなく先月の種山高原です。

あの頃の爽やかな気候が懐かしいです。

年に一度、いつも5月中旬から3-4週間、一時帰国しています。

東京滞在中は博物館や美術館に行くようにしています。

年に一度だけ短期間の滞在なのでその時興味ある特別展が開かれているとは限りませんが、これまで訪れた中で近年のヒットは以下の展覧会でした。



「ボストン美術館、日本美術の至宝」と「大神社展」です。

「大神社展」のカタログは購入しませんでしたが「お線香」を購入しました。

香りがとても気に入っています。

今年は会期終了間際に「鳥獣戯画展」を訪れることができました。



ちょっと光って視難いですが冷蔵庫に貼るマグネットも購入してきました。



「鳥獣戯画クッキー」は帰独後、即、夫の胃袋に入ってしまいました。

私が鳥獣戯画に特に興味を抱くようになったのは、以前、歌舞伎鑑賞に出かけた折、歌舞伎座へ向かう道で鳥獣戯画の図柄の帯をしめた

着物姿の女性をみかけてからです。

鳥獣戯画の帯って何かとても素敵じゃないですか。

そんな帯をしめて歌舞伎観劇だなんて、やはり「歌舞伎通」かしらなんて思ったものです。

「歌舞伎通」といえばその時、お隣に座った男性お二人もそんな感じでした。

5月の「団菊祭」で確か菊之助さんの襲名公演だったと記憶しています。

演目はもちろん「白浪五人男」で例の

「知らざあ言って聞かせやしょう。・・・・・・・弁天小僧菊之助たァ、おれがことだ。」

真っ赤な長襦袢から肌をむき出す、あのクライマックスのシーンが有名です。

終了後、お隣さんがひとこと「こりゃぁ、前途多難だねぇ」とのお言葉でした。私はもちろん芸の良し悪しなど判断できませんでしたが。

年に一度、歌舞伎座に行くだけでは多分いつまでたっても「通」にはなれませんね。

先月の「新薄雪物語」も良かったけれど、今月の玉三郎さんの「牡丹燈篭」も観たかったなぁ。