10/26(木) 今回河口湖~山形の旅行も今日が最終日。朝早く目が覚めたので休暇村の周りを散歩しました。
休暇村の周りは、木々も色づきこれから迎える冬の準備に備えているみたいです。
9:00 休暇村のバスで出羽三山神社鳥居まで移動します。ここから2446段の階段を登って山頂の出羽三山神社にお詣りに行きます。
10/22には、この階段を一気に登る羽黒山階段マラソン大会も行われたそうです。
随神門を潜ると、何か神聖な気分になってきます。
参道には、多数の末社が祀られています。
羽黒山の杉並木は、頂上までの1,7kの参道の両側に右側284本、左側301本の計585本、樹齢300~500年を超える老杉があります。
ミシュランガイドでは三つ星(わざわざ訪れる価値がある)を獲得した景勝地です。
神橋を渡ると右側に「須賀の滝」が見えてきます。
【国宝五重塔】
東北地方では最古の塔といわれ、平将門の創建と伝えられています。現在の塔は約600年前の長慶天皇代に、庄内の領主で羽黒の別当であった武藤政氏によって再建されたものといわれています。
高さが29.0mの三間五層柿葺素木造で、昭和41年には国宝に指定されました。
2446段の階段も最初は緩やかだったが、徐々に急になってきました。
二の坂です。ここを登りきると茶屋があります。茶屋までひと踏ん張りします。
二の坂茶屋に着きました。急な階段を登ってきましたので茶屋を見た瞬間、ホッとします。ここで休憩します。
茶屋を営むTさん一家はシーズン中毎日石段を登り、手づくりの力餅やお抹茶をつくって、登山するみなさんをお待ちしているそうです。
ミックス餅を注文しました。汗もかいていましたし、ここで食べる餅は、本当においしかったです。
歩友・山形のSさんからここで「認定証」がいただけると聞いていましたのでお願いすると書いていただきました。
茶屋は、4月下旬から11月上旬まで営業されるそうです。冬場はここも雪が多いでしょうね。
茶屋からは、三の坂になります。
南谷は、約300年前羽黒山第50代別当天宥法印が築造した別当寺の別院跡です。今は一部の礎石を残すだけですが院をめぐって池を配した庭園は
周囲の自然を巧みに取り入れて名園の面影を今に伝えています。芭蕉もここで泊っています。 ありがたや 雪をかほらす 南谷
やっと山頂の鳥居が見えてきました。
羽黒山頂の中心に建つのが羽黒山、月山、湯殿山の三神をあわせて祀る三神合祭殿です。周囲には自然の地形に応じて建物が配される山岳寺院特有の景観が広がります。
現在の社殿は江戸時代の文政元年(1818)の再建ですが、山伏が滞在する長床(ながとこ)など中世にさかのぼる構造を残した貴重な茅葺木造建築物です。
平成12年国の重要文化財に指定されました。
朱印をいただきました。
境内には、芭蕉の句碑も建っています。 涼しさや ほの三日月の 羽黒山
11:00 休暇村のバスで休暇村まで送っていただきました。
時刻は、11時過ぎ。これから鶴岡市内に行ってみます。
庄内藩の城下町であった鶴岡市中心部は、鶴ヶ岡城址、鶴岡公園のほか、藤沢周平記念館などがあります。
庄内神社は、酒井家初代 忠次(ただつぐ)、二代 家次(いえつぐ)、三代 忠勝(ただかつ)、九代 忠徳(ただあり)を祀った由緒ある神社で、鶴ヶ岡城本丸跡に明治10年(1877年)に建てられました。
レンタカーを返却し、電車で鶴岡駅から新潟駅に行き、新潟空港から飛行機で福岡に戻りました。
6泊7日の旅行も無事終了しました。
【追記】
日本シリーズ第6戦 福岡ソフトバンクホークスが延長11回4-3のサヨナラ勝ちで日本一。
Deneの投手が非常によく苦しい日本シリーズでした。ホークスおめでとうございます。