万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4074 桜花3784

2021年08月24日 | 万葉短歌

2021-0824-man4074
万葉短歌4074 桜花3784

桜花 今ぞ盛りと 人は言へど
我れはさぶしも 君としあらねば  大伴池主

3784     万葉短歌4074 ShuI443 2021-0824-man4074

□さくらばな いまぞさかりと ひとはいへど
  われはさぶしも きみとしあらねば
○大伴池主(おほともの いけぬし)=08-1590歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第43首。小題に、「一 属物発思(しょくぶつはっし)」。
【訓注】君とし[「ほかならぬ君と」。他2か所に出現]。属物発思[「見聞きする物に触れて思いを起こす歌」。07-1267(題詞)就所発思、-1270(題詞)寄物発思、など<発思>は集中に7か所]。
【原文】18-4074  桜花 今曽盛等 雖人云 我佐不之毛 支美止之不在者  大伴池主