万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4055 可敝流みの3765

2021年08月05日 | 万葉短歌

2021-0805-man4055
万葉短歌4055 可敝流みの3765

可敝流みの 道行かむ日は 五幡の
坂に袖振れ 我れをし思はば  大伴家持

3765     万葉短歌4055 ShuI407 2021-0805-man4055

□かへるみの みちゆかむひは いつはたの
  さかにそでふれ われをしおもはば
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第24首。久米広縄館饗宴歌四首の第4首。左注に、「右二首大伴宿祢家持 前件歌者廿六日作之」。
【訓注】可敝流み(かへるみ=可敝流未)[「福井県南条(なんじょう)郡今庄(いまじょう)町〔(現・南越前町)〕南今庄付近。<み>は<回>で、あたり」]。五幡(いつはた=伊都波多)[「敦賀市五幡」]。